自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

2018年をまとめる

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こんにちは

このブログに定期的に足を運んでくださる方が、どのくらいいるのかわかりません。ただ、個人的に1年をまとめていきたいので、雑談のような記事を残しておきます。

 

モンハン

今年前半は、モンスターハンターワールドについてのダメージ計算を主とした、検証記事をよく書いたような気がします。

ただ後半はまるで無くなりましたね。アクティブユーザーの減少、モチベーションを表しているみたいです。実際、更新頻度と私自身のモチベーションも比例しているわけでありまして・・・。

ただ、来年は新マップを含む大型アップデートが来るそうですから、検証が捗りそうです。ダメージ計算機は作ってあるため、以前より手早く記事が書けそうです。

 

 

シャドウバース

こちらは他のカテゴリに比べると、更新頻度は少なめですね。このブログを始めるきっかけとなったゲームであったとは思えませんね。

モチベーションとしては1年を通しての上下はありません。どちらかというとアップデートの前後で上がる傾向にありましたね。新しいデッキを作るのは楽しいですし。ただ、ついこの間新しいパックが登場しましたが、なかなか紹介に至るまでのデッキが作れませんね。

ゲームそのものとしてはこの1年でかなり変わったように思います。昔のようにはいかなくなった正体不明の何かがあります。恐らくカードパワーのインフレや、環境の変遷の速さがそれにあたるので、正体不明でもないんですが・・・。

来年も、デッキが完成したタイミングで記事を書いていくことでしょう。

 

 

遊戯王

今年はこのゲームのモチベーションが帰ってきた年でした。

上半期は、現行リミットレギュレーションで遊ぶ気なんてさらさら無かったため、ボードゲーム的に遊べるゲートボールを研究していましたね。

このシリーズは、一応完結というところまでいきました。

ただ今年は、現環境も良い方向にかわっていったんですね。

ここ数年の環境ときたら、やれEMEmだ、十二獣だ、SPYRALだ・・・。理不尽なデッキばかりでした。今年も先行Exリンクや、初期の閃刀姫など見られましたが、前述のデッキ群に比べればはるかにマシでしたね。たまたま自分が順応できただけかもしれませんが。そして、規制を重ねるごとにパワーバランスがなんとなーくで修正されていき、ここ数年の中ではかなりいい感じになっているように思います。

来月からの大会が楽しみです。

 

 

Minecraft

ブログで取り上げるようになったのは、ここ2,3か月ですが、ながいこと遊んでいるゲームです。

このゲームに関しては、最新を追いかけて検証をするような記事ではなく、マイペースに書いていくつもりです。ひょんなことからアクセスしてしまったクラフターの方に見てもらえれば良いかなと。

前回の記事以降、更新が無いのですが、思いのほか作業が多くて・・・。

とりあえず都市作りに良さげな、広めの草原バイオームを見つけて・・・

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整地して・・・

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道路を敷くところまではできました。

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都内を散歩して、どういった建物を建てるかという構想はあるのですが、それ以前に作業が多すぎて終わりません。

都市の方は並行して進めることにして、山岳や森林といった別のバイオームの街を先に完成させるかもしれません。

来年はMinecraftも充実させていきたいです。

 

 

おわりに

ブログ全体としてはこれを除いて1年で48の記事を書いたみたいで、平均すればなんとか週1ペースといったところでしょうか。実際は多い月と少ない月との差がかなりあるんですけど。

アクセスも100000HITまで、ひといきというところで、沢山の方に読んで頂き嬉しく思います。

 

それでは、ここまでお付き合いありがとうございました。

良いお年を。

 

【遊戯王】Kozmo 2019年1月リミットレギュレーション【構築メモ】

こんにちは。

今回は、制限改定による新環境に向けて色々なデッキを触っています。

早くも新制限大会が随所で行われているようですね。シェアとしては、転生リンクを持ち前とした『転生炎獣』、融合で制圧する『恐竜サンドラ』、ペンデュラムで制圧する『魔術師』、エクストラに頼らない『強欲で金満な壺メタビ』あたりが多いように思います。しかし、そのシェアに偏りはなく今のところは幅広く対応できるテーマが面白く戦っていけるように思いました。

そこで、Kozmoを手に取ったわけです。

このデッキは海外新規で登場した時から組んでいる、個人的にお気に入りテーマの1つなのですが、米版で統一しているために大会で使用したことはありません。

この記事は、これから大会に出ていくことを目的としてKozmoを組んでいるときにあれこれ考えたことをメモしていくものとなります。

【構築メモ】→【大会レポート】をループしていく中で成長出来たらなと。

 

なぜKozmoか?

 

まず、幅広い対応でKozmoとした理由についてですが、

  • 通り一遍の除去をもっている
  • 対象にとられることについての耐性
  • 高い打点
  • 光と闇で構成されているため御前試合で壊滅しない
  • 機械族とサイキック族で構成されているためセンサー万別で壊滅しない
  • 墓地に依存しない
  • エクストラに依存しない

このような理由から、とりわけ苦手とするタイプやギミックが少ないと言えます。つまり対応力があるのです。

しかし、

  • サーチ力が乏しい
  • ある程度事故率がある
  • 制圧できない=先行のうまみが他のデッキに比べ少ない

以上のような弱点もあります。これまで大会環境に顔を見せなかったのは、先行制圧が流行していた以前の環境において以上の弱点が目立ちすぎていたこと、それを差し置いてまで対応力の幅広さが求められていなかった、つまり特定のデッキをカバーできていればある程度何とかなった、といったことが挙げられるのではないでしょうか。

しかし、現在では『転生炎獣』含むシェアトップはアドバンテージを取ることに長けているものの、これまでの環境デッキのような制圧力は持っていません。他のメタビート寄りのデッキに関しても、同じようなことが言え、伏せカードを乗り越えていく手数の多さは持っているように思います。

乏しいサーチ力による事故率も、エクストラデッキに依存しないことから利用できる『強欲で金満な壺』により以前よりマシになったと言えます。

 

型選び

Kozmoには相性の良いテーマが存在し、それらと混ぜ合わせることで結果を残すこともありました。

 

純構築

まずは純構築についてですが、フェルブランを軸にする考え方と、ドロッセルを軸にする考え方によって構築も変わってきます。

フェルブランが軸の場合、先行でフェルブランを置き、エンドフェイズのサーチ効果を目指します。このサーチは単なるサーチではなく、3種類からランダムに1枚が手札に入り、残り2枚は墓地に落ちるというもので、デッキから3種類は引っ張り出せるものとなっています。蘇生系カードと相性が良いため先行をとり、リビングデットなどと一緒に使うことで真価を発揮できます。

一方でドロッセルが軸の場合は、ドロッセルの攻撃を通し、効果で後続をサーチしていくことを目指します。攻撃をトリガーとすることと、ドロー枚数の多さから、後手を取りたくなる印象です。先行制圧が安定しない上、そこまで強くない弱点を補う動きとなります。蘇生系罠との相性はあまり良くないため、その枠に盤面を捲る札を充てたくなりますね。

純構築の良いところは、Kozmoカードを多くデッキに搭載し、強欲で金満な壺などで多くのKozmo手札に加えることで、無難に下級と上級の循環が行える点です。必須パーツなども存在しないため、メタカードの搭載にも自由が利きプレイの幅も広いです。

 

アーティファクト

フェルブラン軸の考え方をもとに、先行での制圧力の弱さを克服する構築です。

蘇生系罠と一緒にアーティファクトの神智を構え、エクストラからの召喚を封じるデスサイズを用意します。転生リンクを狙う『転生炎獣』にはある程度刺さりそうですが、同じくらいエクストラに頼らないデッキが存在するのも事実です。その場合、表側のカードを破壊できるモラルタを用意出来たり、サンダードラゴンのように除外することが展開の要となるデッキに対しては、ロンギヌスを用意出来たりと1枚でできる仕事は多いように感じます。ただ、アーティファクトそのものを引いてしまうと、自分で割りにいかなければならなくなるため、事故率がさらに上昇します。そこで強欲で謙虚な壺を同時に採用し、他のメタビートと同じようなスタイルをとります。

これまでの『命削りAFKozmo』というデッキタイプと似ていますが、命削りのデメリットとして、手札誘発を搭載できないこと、ピン差しモンスターが役に立たなくなることが克服できています。

 

メタルフォーゼ

上記の2つの長所を少しずつ持っていますが、弱点が増えた型です。

メタルフォーゼによるスケール+エメラルドポリスの3枚から、先手後手両方使える展開ができます。

  1. メタルフォーゼをセッティング
  2. エメラルドポリス発動
  3. メタルフォーゼの効果でエメラルドポリスを破壊し、メタルフォーゼ魔法罠をセット
  4. エメラルドポリスの効果でフォアランナーをサーチ
  5. ペンデュラム召喚によりフォアランナーを特殊召喚
  6. もう一方のメタルフォーゼの効果でフォアランナーを破壊し、メタルフォーゼ魔法罠をセット
  7. フォアランナー効果で、フォルミートをリクルート
  8. フォルミート効果でフォアランナーを蘇生

エンドフェイズにフォアランナーは自壊するため、ダークエルファイバーをリクルート、下級Kozmoが残っているため、相手ターン中に任意の上級Kozmoを特殊召喚可能

7の過程で、ドロッセルリクルートすれば、ダメージコンボも狙えます。ペンデュラム召喚の時点で、他に打点になり得るカードを出せているかにも寄ります。

メタルフォーゼの割合が多い手札になっても、セットするメタルフォーゼ魔法罠の選択として、錬装融合(重錬装融合)を選択することで、フルメタルフォーゼアルカエストを構えることができ、妨害が更に増えます。

さらに、返しとしてもこの動きは強く、アルカエストからサクリファイスアニマのリンク召喚に繋げることでエクストラモンスターゾーンのカードにも触ることができます。

 

以前は、エクストラモンスターゾーンによる制限がないことから、ペンデュラム召喚自体が強力でした。その上、真竜のマスターPなどと相性が良かったこともありよく見るデッキでしたね。

ルール変更、制限改定の煽りを受けてデッキとしてみなくなりましたが、使うエクストラデッキが限られているため、積むことで強欲で金満な壺による除外の影響を抑えることが可能な点、幅広い対応が可能な点は注目です。

しかしながら、他のKozmoの方に比べ単体で機能しないカードが多い点、デッキリソースの消費が荒い点については注意が必要です。

 

この型については、もう少し回してみて専用の記事を書いてみたいものです。

 

共通する難しい部分

強欲で金満な壺を搭載できるのは良いのですが、その後ドローできなくなるデメリットが、このデッキは珍しく影響を受けます。

効果使用後に上級Kozmoのみが手札にたまり、エメラルドポリスでマリガンしたくなる場面にはよく出くわします。

また、闇の誘惑の採用についても考えさせられます。このデッキにおける闇の誘惑は、ドローだけでなくKozmoを場に出さずして除外できるカードでもあります。

フォルミートで除外されたダークエクリプサーを特殊召喚し、エンドフェイズにエクリプサーが自壊することで、Kozmoをサーチできるコンボは、事故を回避するという点では優れています。ダークエクリプサーを積む意義も生まれてくるのですが、強欲で金満な壺により闇の誘惑をドローした時の絶望感は、強欲で貪欲な壺で強欲で貪欲な壺を引いたことのある方はよくご存じのことでしょう。

デッキから直接除外できる黄金櫃が制限指定されていることが悔やまれます。

 

まとめ

現在はまだ構築試案段階ですので、九割型が机上の空論です。それぞれの型で実戦を行い調整をして次回へと繋げていきたいです。

それでは

 

【遊戯王】ファイアウォールドラゴンが禁止カードに!エクストラリンクは終わったのか?

こんにちは。

遊戯王では2019年1月施行のリミットレギュレーションが発表されましたね。

今回は8枚ものカードが禁止になり、いずれもソリティアを抑制する目的があるとみられます。

その中でも、ファイアウォールドラゴン、トロイメアゴブリン、ダンディライオン、グローアップバルブ、BF-隠れ蓑のスチームは、様々なデッキに出張してはエクストラリンクのお供として、使用されていました。

この影響で、『たんぽぽサンバ』と呼ばれるグッドスタッフリンクも、名前のもととなったカードのほとんどが禁止カードとなり、いまや『バ』しか残っておりません。

剛鬼もインヴォーカー禁止の影響で、イゾルデに繋ぐルートも取りづらくなったようです。

これからのカードプールでは、エクストラリンクは難しいのでしょうか。

 

 

海皇水精鱗でエクストラリンク

持ち合わせているデッキを適当に回してみると、海皇水精鱗の『ネプトアビス』+『龍騎隊』+コスト1枚から、2ハンデスを絡めた、イヴリースを送り付けるエクストラリンクはできました。

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エクストラリンクは、以上の形になります。

『トロイメアマーメイド』『トロイメアフェニックス』『プロキシードラゴン』『トロイメアケルベロス』『リンクスパイダー』がエクストラリンクしており、他にハリファイバーとギャラクシートマホーク、トロイメアリンクモンスターを利用します。

 

必要パーツ

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  • 海皇の龍騎隊×3
  • 深海のディーヴァ
  • 海皇子ネプトアビス
  • 水精鱗ーメガロアビス
  • 水精鱗ーアビスグンデ
  • 氷霊神ムーラングレイス
  • イヴリース
  • 幻獣機オライオン(ジェットシンクロンでも可)

以上になり、手札に『水精鱗ーディニクアビス』と『海皇の龍騎隊』を持っている必要があります。

 

展開方法

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    1. 龍騎隊』コストに『ディニクアビス』特殊召喚
    2. 『ディニクアビス』効果→『アビスグンデ』サーチ『龍騎隊』効果→『ディーヴァ』サーチ
    3. 『ディーヴァ』通常召喚→効果『ネプトアビス』特殊召喚
    4. 『ネプトアビス』効果『龍騎隊』コストに『龍騎隊』サーチ
    5. 龍騎隊』効果『メガロアビス』サーチ(※写真では墓地の龍騎隊が1枚写っていません。本来は2枚存在しています。)

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  1. 『ディーヴァ』+『ディニクアビス』→『ハリファイバー』リンク召喚
  2. 『ハリファイバー』効果→『オライオン』特殊召喚
  3. 手札の『アビスグンデ』『龍騎隊』をコストに『メガロアビス』を特殊召喚
  4. 龍騎隊』効果→『ムーラングレイス』サーチ
  5. 『ムーラングレイス』特殊召喚(※墓地:水属性5体のみ)

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  1. 『ディニクアビス』+『メガロアビス』→『トマホーク』エクシーズ召喚
  2. 『ハリファイバー』+『ネプトアビス』→『トロイメアユニコーン』リンク召喚(※トロイメアであればユニコーンである必要はない)
  3. 『ムーラングレイス』+『オライオン』→『プロキシードラゴン』リンク召喚
  4. 『オライオン』効果→『トークン』生成
  5. ユニコーン』→『トロイメアマーメイド』リンク召喚
  6. 『マーメイド』効果→手札1枚をコストに『イヴリース』特殊召喚

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  1. トークン』+『イヴリース』→『トロイメアフェニックス』リンク召喚
  2. 『トマホーク』効果→『トークン』×2生成
  3. 『トマホーク』+『トークン』→『トロイメアケルベロス』リンク召喚
  4. トークン』→『リンクスパイダー』リンク召喚

 

完成です。

途中の『マーメイド』の部分は、先に『フェニックス』を出すことで手札消費を減らせそうですね。

間違って『ベイゴマックス』を一緒に引いてしまうと、真ん中の『プロキシー』が『トポロジックガンプラードラゴン』になります。

『ディニクアビス』に加えて持つ札として、『龍騎隊』の代わりに『ネプトアビス』を持っていても、ハンデスは出来なくなりますが、イヴリースを絡めたエクストラリンクは可能でした。

 

弱点

なんだか規制前とあまり変わっていないように見えるかもしれません。しかし、デッキのリソースとなる札をほとんど使いきっているため、従来の構築では手札誘発を受けて止まった場合や、返された場合は何もできなくなります。

エクストラリンク自体も、破壊に関する耐性しかないという点で以前より脆くなっています。

従来の構築では、ジェネクスウンディーネ1枚からハリファイバーを展開し、ハリファーバーからスチームを持ってくることで、場に残ったウンディーネとでケルビーニを作りダンディライオンを落とす・・・といった別ルートがありましたが、これからはありません。

よって、この展開を100%とする構築はデッキとしての事故率が高いです。

他にモンスターを絡めた展開で、同じくらい強い盤面が作れれば、『雪花の光』をドローソースとした安定性の高い構築を目指せそうです。

 

他のデッキについて

これまで大会環境で活躍していたデッキタイプでは、大幅規制の影響で当然ソリティアは難しくなっています。

閃刀姫、オルターガイスト、トリックスターといったビートダウン系統のデッキもパワーダウンしたため、全体的にパワーのデフレが起きています。過去の環境デッキが顔を出すチャンスですね。

セフィラや恐竜サンドラといった、リンク主体ではない制圧デッキに関しては相対的に強くなったように思います。

 

結論

リンク展開を主体とするソリティアは、規制の影響と、登場するリンクモンスターにもリンク素材にできない等の縛りが付き始めたことから、順当にテーマをサポートするカードになる方に向いていそうです。

ただ・・・

 

1月のレギュラーパックについて(おまけ)

現行リミットレギュレーションにおいても、シェア分布に問題があるレベルでは無いため、トップ層のパワーダウンは更なる多様性に貢献しそうです。

しかし私は、1月12日に発売するレギュラーパック『DARK NEOSTORM』において心配事があります。

ここで、過去の1月に発売したパックを振り返ってみます。

  • 2018年『FRAMES OF DESTRUCTION』
    トロイメアの登場 オルターガイストマルチフェイカー登場
  • 2017年『マキシマム・クライシス』
    真竜(皇)の登場 覇王シリーズの登場
  • 2016年『シャイニング・ビクトリーズ』
    青眼のてこ入れ クリスタルウィングシンクロドラゴン登場
  • 2015年『クロスオーバー・ソウルズ』
    プトレマイオス登場 幽鬼うさぎ登場

なんらかの形で環境やデッキを変えるカードが多く登場していますよね。

昨年の『FRAMES OF DESTRUCTION』に関しては、他にも無限泡影や墓穴の指名者などの汎用カードが登場しています。

1月発売ということで、お年玉を搾り取るには持ってこいの時期ですが不安ですね。

今年2月に登場した閃刀姫以来、これを圧倒的に超えるデッキが登場していないこと、汎用カードの再録や規制によって、全体的に値段が落ち着いてきていることなども、不穏な予感が漂う要因となっているのでしょうか。

ぶっこわれテーマが登場しないことを祈るばかりです。

 

終わりに

今回はリミットレギュレーション改定の発表を受け、リンク展開という視点で自分の考えを書いていきました。個人的に、読み合いながら除去して殴るのが好きなので、ロック系の制圧はリスクや難易度が高い状態であると嬉しく思います。

それでは。

 

 

【シャドウバース】異形エルフ【 十禍絶傑 アディショナルカード】

こんにちは。

十禍絶傑のアディショナルカードににより、各クラス強化されました。この影響を受け、ウィッチ、ドラゴン、ビショップのシェアが増えたように感じられます。

これらのデッキは、10ターンで勝負を決めに行く力や盤面性圧力の強さが光ります。

いくら強大なキル性能を持っていても10ターンで決まらなければ、ウィッチの魔法で焼かれ、いくら強固な盤面といってもドラゴンの『伊達政宗』+『ポセイドン』や原初の処理を凌げるほどのものはそう作れません。ビショップに至っては、獅子が金に進化すると盤面を処理する意味を失います。

これらの強力なデッキに他のクラスで対応していくには、9ターン以下で決着がつけられることやアグロ戦術で、そもそも対応させない等といったことが求められます。

そこで、エルフです。

今期のエルフはアディショナルカードのバックアップもあり、いつぞやのコントロールロイヤル、人形ネメシスのような盤面を処理しながら切り札で気持ちよくライフを削ることができます。

 

 

デッキレシピ

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生成: 63,350

 

コンセプト

まず、キーカード3種類のスペックを簡単におさらいします。

森の女王リザ 3コスト 1/3
ファンファーレ:コスト最小のエルフをサーチ
ラストワード:コスト最大のエルフをサーチ

ユグドラシル 6コスト 2/6
ファンファーレ:・万象の加護 ・森羅の怒り チョイスで手札に

万象の加護 0コストスペル
2ドロー エンハンス2:プレイ枚数を+2

森羅の怒り 0コストスペル
フォロワー一体に +1+0 突進 を付与 エンハンス4:場のフォロワーを疾走化

天喰らう異形 9コスト 6/7
疾走 手札にある状態で1ターンに7枚以上プレイすると自身を+7+7する。(重複する)

 

これらのカードを駆使して、異形の攻撃力を13、可能なら20まで上げ9ターン目には決着をつけようというのがコンセプトとなります。

今回のアディショナルカードによって追加された『森の女王リザ』によって異形の確定サーチができるようになり、手札に引いていて7枚プレイという難しい条件を満たしやすくなりました。

以前のアップデートによりユグドラシルのコストが下がったこともコンボの決めやすさの助けとなっています。

 

採用理由

ビート要因

ウォーターフェアリー
ウィスパラー
レーネ
ベイル

 

除去要因

対空射撃
森荒らしの報い
インセクトキング
カシオペア

 

サーチャー ドロー

リザ
メーテラ

 

プレイ枚数増強

フェアリーサークル
コルワ

 

プレイング

サーチやドローに比べ、デッキ外から手札に加えるカードがやや過剰な構築です。手札を溢れさせないように管理することが求められます。

フェアリーのプレイを考えなしで行うと勝てないというのは以前からですが、プレイ枚数によって発揮できる効果を意識すると無駄なプレイを避けられます。

逆にコルワなどによりデッキ外からカードを手に入れる場合には、数ターン先まで予測できる分は考慮していると、プレイする最大の枚数を導くことができます。

エルフにおいて、7,8ターン目に7枚以上プレイするという行為そのものが異形を匂わせるため守護をある程度自由に使えるクラスはここに合わせて守護を置いてきます。7,8ターン目に以下に強固な布陣を作れるかも大切になります。ベイルやティアなどのプレイをここに合わせると、ガーディアンゴーレムや守護を持ったゴーレム、ポセイドンに対応することができます。

またコルワは5ターン目にプレイして、1枚ずつ獲得していた場合は2回攻撃の効果を得るには9ターン目までかかります。先行や10ターン目に倒されない場合においては、9コストの異形に1コストのフィルを発動することで、守護を超えることもできますので覚えておく必要があります。

このようなことから、9ターン目周辺で準備を始めるのではなく、序盤からゲームの展開を考えながらプレイすることが求められるわけです。

 

弱点

ビショップの『ブローディア』による5以上のダメージを4にする効果、ネメシスの『虚数物体』にもありますが、ダメージをカットする効果が流行るとダメです。

デッキコンセプトを否定されているようなものなので、エルフを使うにしても、別の型を使わなくてはならなくなるレベルです。

 

終わりに

カードの追加により環境にも変化が見られましたが、一旦の落ち着きを見せていますね。現在流行りのデッキにメタを張るという意味では『セラフビショップ』が良いのかなとも考えており、実際勝率も良いです。

環境の中で勝ちやすい方ではありませんが、浪漫と強さのバランスが取れているという点では良いデッキと言えるのではないでしょうか。

それでは。

【遊戯王】幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ 彼岸強化!?

こんにちは。

リンクヴレインズパック2で、新規収録された「幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ」に注目していきます。

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幻影騎士団といえば、2,3年前はSRと共に彼岸に組み込まれ、中々の強さを誇っていました。

しかし昨今は、規制による弱体化と、メタルフォーゼや真竜、十二獣などの超絶インフレ、新マスタールールの導入などの影響で、彼岸に幻影騎士団を出張させる意義は薄れてきていました。

昨年は彼岸が、専用リンクを手に入れ息を吹き替えし、今年は幻影騎士団の方に新規リンクが登場したわけですが、再び彼岸と手を組むことはあるのでしょうか。

ここからは、購入したカードが届いていないことなどから机上の空論となる可能性が高いのですが、現在の私の考えを書いていきます。

 

 

 

幻影騎士団ラスティ・バルディッシュの効果

 

リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/戦士族/攻2100
闇属性モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク素材にできない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「幻影騎士団」モンスター1体を墓地へ送る。
その後、デッキから「ファントム」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
このカードのリンク先に闇属性Xモンスターが特殊召喚された場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

 

彼岸における展開例

読んで下さる大半の方は、既存の彼岸や幻影騎士団の効果を知っている想定で書かせて頂きます。カード名は略称で書かせて頂いておりますが、その略称でググった場合でも効果を調べることはできます。


必要パーツ:手札に、ガトルホッグ+ガトルホッグ グラバースニッチ以外の彼岸

設定:後攻1ターン目

  1. 『ガトルホッグ』ns 『もう一枚の彼岸』を効果でss
  2. 彼岸2体で『ケルビーニ』をLS
  3. 『ガトルホッグ』効果で『もう片方の彼岸』を墓地からss
  4. 『ケルビーニ』効果で、『グラバースニッチ』を落としつつ『ケルビーニ』をバフ。
  5. 『グラバースニッチ』効果で『スカラマリオン』ss
  6. 『スカラマリオン』と『蘇生させた彼岸』で『ブレイクソード』をXS
  7. 『ブレイクソード』で『自身』と相手のカードを対象に破壊(ブレイクソードはケルビーニの効果で破壊されない)
  8. 『ブレイクソード』と『ケルビーニ』で、『幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ』をLS
  9. 『ラスティバルデイッシュ』効果で『幻影騎士団モンスター』を墓地に落としつつ『幻影霧剣』をセット
  10. エンドフェイズ『スカラマリオン』のサーチ効果発動

結果

必要パーツ2枚で、1枚破壊2枚サーチ(展開札+妨害札)

 

ラスティバルデイッシュの効果で落とす幻影騎士団によって更にアドバンテージをとることができます。

 

ラギットグローブの場合

このカードは墓地から除外することで幻影魔法罠を墓地に落とせるため、幻影霧剣を落とすことで相手ターンにブレイクソードを蘇生させることができます。ラスティバルデイッシュのリンク先に蘇生させることで更に1枚破壊することができます。

 

サイレントブーツの場合

このカードは墓地から除外することで、幻影魔法罠をサーチできます。更に幻影霧剣を持ってくることで妨害を厚くできます。

 

ダスティローブの場合

このカードは墓地から除外することで、幻影騎士団モンスターをサーチできます。

 

この展開の強み

まず、ケルビーニの墓地肥やしはコストであるため妨害されにくいこと

それ故に、その後のブレイクソードの召喚も安定する。

ブレイクソードも破壊されないため妨害を当てにくい。当てられてもリンク数が減る恐れがない。

それ故にラスティバルデイッシュも安定して召喚できる。

ラスティバルデイッシュまで通っているということは、手札消費2枚で1枚破壊とサーチまでは確定しているため、ここに「無効にして破壊」を当てられても最低限の損失で済む。

 

弱点

ケルビーニをうさぎで飛ばされた場合、彼岸2枚のみがフィールドに残ります。そこでいくらか選択肢はあるものの、更なる妨害を貰うとベイゴマックスでも握っていない限りは盤面ががら空きになります。

 

この展開に重きをおく場合は、魔サイの戦士を採用することで、ガトルホッグの代わりとして使うこともできます。ただ、魔サイに無限泡影を当てられるだけで崩壊するため、後攻で動く前提の場合は相手の伏せカードなど盤面をしっかり見る必要があります。

 

必要パーツ:グラバースニッチ+グラバースニッチ以外の彼岸2枚 

設定:先行1ターン目

  1. 『グラバースニッチ』ns 他の彼岸も効果によりss
  2. 『グラバースニッチ』含む彼岸2枚で『ケルビーニ』ss
  3. 『グラバースニッチ』効果で『ラビキャントa』をss
  4. ラビキャント含む2枚の彼岸で『ハリファイバー』をss
  5. 『ハリファイバー』の効果で『ラビキャントb』をss(ケルビーニのリンク先)
  6. 『ケルビーニ』効果で『ラギッドグローブ』を墓地へ
  7. 『ラギッドグローブ』効果で自身を除外して『幻影霧剣』を墓地へ
  8. ラビキャントとケルビーニで『ラスティバルディッシュ
  9. 『ラスティバルディッシュ』効果で幻影騎士団を墓地に落としつつ、『幻影霧剣』をセット
  10. 墓地の幻影霧剣効果で落とした幻影騎士団をss
  11. 相手ターン:ハリファイバー効果で『ワンダーマジシャン』ss
  12. ワンダーマジシャン効果で幻影騎士団とシンクロ→『ヴァレルロードSドラゴン』

結果

手札3枚→2妨害(ヴァレル+幻影霧剣)+ワンマジの魔法罠破壊

 

この展開の強み

強欲で金満な壺の登場によりエクストラデッキを使わないメタビートが、以前より顔を見せるようになりました。この展開方法を用いることで、浮幽さくらによりダンテを飛ばされた場合にもある程度の選考展開ができます。手順の初めの方で彼岸を複数体並べるため、ここで様子を見ることができます。

 

弱点

先ほどの展開と違って妨害は貰いやすいです。

また、この手札ですとベアトリーチェ+うさぎ+ハリファイバー(ワンダーマジシャン)+(ファーファレル)の展開も選択肢に入りますので、そこまでの優先度はありません。デッキの構成上、幻影騎士団を混ぜることで『幻影霧剣』を引く可能性も考えると、ごちゃごちゃ展開するより素直にベアトリーチェを置いた方が強い場合もあります。

 

 

彼岸と組む意義

先行ではこれまで通り、ベアトリーチェを絡めた展開で制圧を試みることができます。それに加えて、後攻では以上の展開を狙うことで相手の妨害を使わせることができます。幻影騎士団を出張パーツとして最低限の採用とすることで上手く取り入れられるのではないでしょうか。

また、幻影騎士団と彼岸が手を組むことで、「デスガイド」の強さが増します。ガイドは制限カードであり、無限泡影やうららなど、流行りの妨害を受けやすい効果を持っています。故に、先行や初手で発動すべきカードではありません。しかし、スカラマリオンサーチから試合の中盤で利用する場合は、効果を無効にされ棒立ちの状態でも、幻影霧剣による蘇生でケアすることができます。その幻影霧剣もこれまで以上にデッキの外へ出すことが簡単になっています。

試合中盤でガトルホッグでケルビーニを蘇生させ、効果を使用した後に『ラスティバルディッシュ』に繋ぐだけでも良い仕事をしてくれそうです。

 

 

結論

SR幻影彼岸は、新規リンクの力を得て対応力を増したと言えそうです。

これまでのきつかった後攻での動きの改善、ベアトリーチェを割合簡単に突破するデッキに対して別のアプローチを得られるというのは、デッキ構成を変える意義になりうるのではないでしょうか。

出張パーツを取り入れることで、メインパーツを増やしてしまうと、サイドボードなどの兼ね合いで逆に対応力を落とす可能性も考えられます。構築力の見せ所となる部分ですね。

 

それでは