こんにちは
今回はスマートフォン版ドミニオンで遊んでみました。
このゲームは基本セット環境であれば無料で遊ぶことができます。また、AI戦ということで対人でなくとも遊ぶことができるため、1つ1つゆっくりとプレイしたい場合に活用できます。
AI戦といっても上級となると、初心者の私からすると結構強くてですね・・・
始めて数日はボロ負け続きでした。
ただ、ゲームを繰り返すことで少しずつわかってきたことがあり、段々と勝てるようになってきました。
今回は、記録した試合のサプライと最終デッキを振り返っていきます。
第1試合
今回はアタックカードとして、魔女と民兵、山賊が見えています。
圧縮系のカードとしては衛兵があり、ドローソースとして議事堂も見えています。
一方で、アクション権を増加させる+2のカードは存在せず、金を増やすアクションを連打するのは難しそうです。
購入を増やすカードとしては議事堂あたりが筆頭で、属州2枚取りなどは難しそうなので、衛兵で圧縮しながら魔女でドローしつつ妨害することを考えました。
勝利点:左AI(19点)、右プレーヤー(27点)
序盤でなかなか5金に到達せず、やたら銀を買ってますね。AIが1枚なのに対し、私は4枚入っています。
衛兵でトップ操作できることもあり、序盤の遅れを取り戻すため強気に玉座の間も搭載。民兵連打で金を増やしたり、魔女連打で妨害を仕掛けましたが、最終的に相手に残った呪いは1枚・・・見事に衛兵で処理されてます。
デッキの基礎が出来上がると、衛兵→魔女や衛兵→民兵とアクションを打ちながら3+3+2で8を作っていく構成となりました。
第2試合
また魔女がありますが、今回、呪いを処理する手段は改築になります。
アクションを増やすカードとして祝祭があり、魔女や鍛冶屋といったドローソースに加え玉座の間も存在するため、デッキを引き切る構築にすることもできそうです。
勝利点:左AI(35点)、右プレーヤー(36点)
1点差とギリギリ勝ちました。
AI側が序盤、やたらアクションを集めていたので、引き切るプランを選択したと判断し、その前にゲームを終わらせるようドローソースで安定して8金出すプランを取りました。そこからAI側も戦略を変えたのか、初めからこうなる予定だったのかは分かりませんが、結果として似たような構築になっています。
ひとつ気になるのは、属州の枚数がAI3枚と私が4枚で、合計7枚の状態で試合が終わっています。1枚廃棄されていると考えると、AI側が改築で属州を廃棄しながら属州を得たということがわかります。
私は市場や祝祭を搭載することで、最後逃げ切りを狙ったのですが、10金で屋敷をプラスで買い、挽回するような形となりました。
このあたりから上級AIがどのくらい先を見て、行動を選択しているのかがわかりそうです。
第3試合
庭園が見られますが、獲得系のカードがありません。魔女がありますが、廃棄するカードもありません。
アタックカードとして、民兵、魔女そして山賊がありますが、相手の戦術によって刺さったり刺さらなかったりします。
序盤のうちはアクションが固まらないよう、搭載するアタックはどちらかに絞りたいところですが、民兵を撃たれた場合、魔女でやりかえすことで失った手札を取り戻しつつ呪いを仕込めます。魔女でデッキを厚くされた場合、議事堂や市場で購入をふやしつつ、庭園での挽回が狙えます。
勝利点:左AI(37点)、右プレーヤー(40点)
今回、途中からAI側がやたら金を買っているのを見て、山賊を搭載してみたのですが、あんまり意味が無かったように感じました。呪いや勝利点がデッキを圧迫する形となっているので、アクションがダボつくことは少なかったですが、魔女、民兵、山賊、鍛冶屋のうち1枚しか使うことができない中で、敢えて山賊を狙う意味があったかというところです。ギリギリ勝っているあたり、庭園を獲得しながら自分の金を増やし、相手のテンポロスを狙うといった部分が噛み合っていたのかもしれません。
第4試合
今回は引き切るデッキを作るのに良い練習となりました。
まずは礼拝堂でデッキを消し、村と市場で行動範囲を広げ、家臣で金を作りながら1ターンで複数の属州を獲得していくプランです。
勝利点:左AI(12点)、右プレーヤー(53点)
ここにきてAI側がバグりました。AI側の最終デッキに呪い10枚、銅貨19枚が搭載されています。お互いに礼拝堂で初期デッキは消し去った状態なのですが・・・
私が属州を大量買いしたことで、残り1枚の属州を買うとどちらにしてもAI側が負ける状況となりました。そこでAI側は負けない選択を取るわけですが、そのあたりで呪いを買うようになりました。しばらくターンスキップで眺めていると全ての呪いを買い占め、次は銅貨を買うようになりました。
お互いのデッキのカードの枚数から分かるように、属州がなくなる以外にも3山が無くなることでゲームが終了するということも現実的であることから、買っても山が無くならないサプライを獲得するという行動が選択されたのかなと。
第5試合
庭園があり、改築や祝祭といった複数獲得が狙えるカードがあります。
アタックカードは民兵が見えます。
勝利点:左AI(42点)、右プレーヤー(44点)
今回は、見事に戦術がばらけました。
AI側は改築2枚と銀5枚搭載されており、属州よりも庭園を優先して購入する意思が見て取れます。この場合、試合が長引くほど勝てなくなるため、さっさと決めに行くプランを取りました。衛兵でデッキを圧縮しながら、民兵で妨害したり議事堂で引きに行くという非常に簡単な戦術です。衛兵はトップ2枚を、廃棄か捨て札に置くかを選べるという点で、終盤の活躍も期待できます。
おわりに
さて、今回はスマートフォン版ドミニオンのAI戦で遊びながら、ゲームについて学びました。このゲームはたくさんの拡張セットが存在するため、それらを導入すると、より大味なゲームへとシフトしていきます。それはそれで、必要となる知識や新たな戦術を身につける必要が出てくるのだと思いますが、いずれにしても、ここで覚えた内容はドミニオンの基礎と言って差し支えなさそうです。
今後、拡張セットを買うようなことがあれば、同じように研究してみたいですね。
それでは