自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

第1回 OTKエルフ 「TOG環境」

☆挨拶
はじめましてkoskosと申します。本日から当ブログでは月2-4回程度の頻度でシャドウバースについて綴った記事を投稿していきます。シャドウバースは2017年6月現在で8ヶ月ほどプレイしておりマスターランクですが、ゲーム性やシャドバ独特のアドバンテージの概念など理解しきれていないところは、まだまだあります。最近はインフレの度合いが甚だしく、真面目に考えることが阿呆らしく思えてくることもありますが、私がシャドウバースを続ける限りにおいては当ブログも続けていくつもりですので、よろしくお願い致します。


前置きはこのくらいにして、栄えある第1回目に紹介するデッキは「エルフ」です。その中でも「リノセウス」を使ったコンボに重きを置く、いわゆる「OTK」と呼ばれるデッキタイプになります。

「エルフ」には様々なデッキタイプがあり、そのデッキタイプによって相手にした時の対応の仕方も異なります。
特にこの「OTK」と呼ばれるデッキタイプですと、ある一定のライフ以下、ターンの経過によりリーサル圏内に入ってしまうため、断続的に攻撃を阻止していかなければなりません。

この「OTKエルフ」を相手にした場合、攻撃を阻止する方法として挙げられるのは守護フォロワーの召喚です。どのコスト帯に守護が存在かはクラスによりますが、考え無しに守護を召喚していると、いざという時に手札に無くそのまま勝負が決まってしまうこともあります。つまり、型の読み間違えが命取りになるわけですね。


☆このデッキを推す理由
現在ドラゴン、ネクロマンサーが流行していますが、そこそこ有利に戦うことが出来ます。双方、守護を持ってはいますが断続的なものではありません。またネクロマンサーには回復がなく、ドラゴンは回復量が多くても、守護はラハブくらいなものなのでプレイングでどちらかの穴につけ込むことが可能です。また、現環境に2コストフォロワーをリノセウス以外切っている構築のエルフはそこまで多くないため、OTKエルフ全盛期に比べ対策はかなり甘くなっています。以上の事からメタから逸脱したこのデッキは環境の中では多少の難しさはあるものの可能性が全く無いデッキではありません。むしろ、トップメタのデッキに飽きてしまった人には、臨機応変なプレイングが求められる為、特にオススメできます。


☆各カードの採用理由

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今回は勝ち筋が1つのコンボデッキということもあり、それぞれ採用理由を書いていきます。

グループ1
自然の導き
リノセウス
ミニゴブリンメイジ
エルフプリンセスメイジ
歴戦の傭兵フィーナ

これら5種類はこのデッキのコンセプトカードとなります。リノセウスを中心にサーチするカードと1ターンのプレイ枚数を稼ぐカードです。

グループ2
エンジェルスナイプ
森荒らしの報い
蔦の魔弾
森の意思

これらはダメージを与えるスペルカードになります。特に重要なカードはエンジェルスナイプで、体力1フォロワーの処理は勿論、リノセウスコンボに含めればダメージを与えつつリノセウスの攻撃力も上がりお得に使うことができます。また、6ターン目以降に森の意思(手札8枚分ダメージ)と組み合わせることで、ネクロマンス6状態の死の祝福も返すことができます。
2ターン目に2/2のフォロワーを置くことが出来ないため、除去は厚めに、蔦の魔弾まで採用しています。

グループ3
風の軍人グリームニル
エンシェントエルフ
クリスタリアエリン
エルフクイーン

これらはコンボを決めるまでの繋として用いる守護フォロワーです。エンシェントエルフは高い防御性能を持つ他、リノセウスと組み合わせてダメージを稼ぎ中盤でリーサルラインを下げる使い方もできます。


死の舞踏
この枠に関しては、まだ迷いがあります。同じ5コスト除去カードとして森の意思が入っていますが、あちらは不確定要素があります。基本ドラゴンに対しては森の意思よりも優先させたいですが、このデッキはアグロタイプのデッキに弱いため、全体除去になりうる森の意思を優先しています。


☆このデッキの弱点
やはり、守護フォロワーの大量展開には弱いです。デッキ構成上突破が可能だとしても特に6ターン目の死の祝福はコンボ成立をより困難なものにします。一番相性の悪いクラスはロイヤルです。ロイヤルには守護フォロワーがどのコストにも満遍なく存在し、それらの性能も優秀です。取り分けデュランダルを出されると、打点勝負なら攻撃力4以上で2度の攻撃を強要される守護に加えリノセウス3枚で12点が最高打点となってしまうため、非常に厳しいです。現環境ではデュランダルがそこまで蔓延しているわけではないので、対策はしていませんが今後の環境しだいでは対策が必須になるかもしれません。
また、デッキの性質上2ターン目に置ける2コストフォロワーが入らないのでアグロの流行っているクラスと当たった場合、マリガン時に盤面に干渉できるカードを優先するなど工夫が必要です。


☆採用候補カード

妖精のいたずら
リノセウスでライフを削りつつ、ランダムですが相手フォロワーにも触れるため一考の価値はあります。

まどろみの森
ランダムですがフォロワーの攻撃を封じることができます。コントロール環境になった場合にはより活躍が見込めるでしょう。

エレメンタルランス
フォロワーに3ダメージ、若しくはカードを2枚以上プレイしていればフォロワーに6ダメージ与えられる3コストスペル。守護が増えてきた場合にリノセウスコンボの中に混ぜる形で使えるかも知れません。

剣を樹に
2コスト以下のフォロワーを破壊する3コストスペル。2枚以上プレイしていると5コスト以下若しくはアミュレット1枚を破壊できるようになります。記事前半で取り上げたデュランダルの対策として採用する日が来るかもしれません。

この様にコンボをより決めやすくするためのカードは環境によっても大きく異なります。グループ2のカード群がそれに当りますので、調整する際にはここから動かしていくと良いでしょう。


☆おわりに
今回は「OTKエルフ」について、デッキ構成と採用理由についてを主軸にお話してきました。新パックの情報が次々に発表される中ですが、このデッキは戦っていけるデッキとなるのでしょうか。次回は新パックのお話をすることを予定しております。