自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

【遊戯王】ゲートボールを研究 その2【04環境】

こんにちは。

2017年もしくは平成29年という言葉に馴染むまでもなく、今年も残すところ1ヶ月です。早すぎます。

年末というと家族や友達と集まる機会が何かと増えるのではないでしょうか。そんな時に昔懐かしの環境【04環境】でみんなで遊んでみるのはいかがでしょう。(YP脳)

以前の記事では2009~12の環境がベストなんて記事を書きましたが、早速脱線です。本日触れていく環境は13年も前になる2004年の環境の【スタンダード】デッキも用いてミラーマッチで遊ぼうという記事になります。

 

 

★追記★

 

koskosshadowverse.hatenadiary.jp

 プレイングなどについてもまとめてみました。

 

 

 

04環境について

東大遊戯王サークルによって普及されました。2004年のカードプール、禁止制限、ルールを用いてお互いに以下の決められたデッキを使って遊ぶゲートボールのひとつです。【04環境】は私がゲートボールで遊ぼうと思うきっかけとなったデッキです。ゲームバランスを左右するデッキレシピも、運ではなくプレイングの良し悪しで楽しめるように工夫されているため、すぐに遊んでみたくなりました。

 

デッキレシピ

■モンスター(19枚)
1《キラー・スネーク》
1《お注射天使リリー》
1《魂を削る死霊》
1《イグザリオン・ユニバース》
3《異次元の女戦士》
1《同族感染ウィルス》
1《首領・ザルーグ》
1《ならず者傭兵部隊》
1《ブレイドナイト》
1《魔導戦士 ブレイカー
1《霊滅術師 カイクウ》
1《天空騎士パーシアス》
1《人造人間-サイコ・ショッカー
1《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》
2《聖なる魔術師
1《ファイバーポッド》

■魔法(14枚)
1《押収》
1《大嵐》
1《苦渋の選択》
1《強引な番兵》
1《強欲な壺》
1《心変わり》
1《増援》
1《光の護封剣》
1《抹殺の使徒
1《ライトニング・ボルテックス》
1《サイクロン》
1《スケープ・ゴート》
1《強奪》
1《早すぎた埋葬》

■罠(7枚)
1《激流葬》
1《砂塵の大竜巻》
1《奈落の落とし穴》
1《破壊輪》
2《炸裂装甲
1《リビングデッドの呼び声

 

04環境の面白さ

 

アドバンテージ

昨今の遊戯王は、スタンダードが流行っていた、若しくは戦えていた頃に比べると1アドバンテージの積み重ねというのはそこまで重いものではありません。じゃんけんに勝て制圧するか、盛りに盛った手札誘発で先行展開をじゃまするかといったところです。ビート系のデッキ同士の対戦でも、簡単にアドバンテージが取れるカードが多すぎるため、パワーカードの押し付け合いになりがちです。

しかし、この環境ではそうはいきません。強欲な壺、強引な番兵、押収という3種の神器(パワーカード)が入ってはいますが、損をしないように裏目にでる可能性などを意識したプレイをしていないと、手札の枚数に始まるプレイできるカードの枚数に差が生じ、すぐ圧倒的に不利な状況に立たされてしまいます。

 

セットモンスター

この対戦において、セットモンスターは非常に強力で対戦を面白くする要因にもなっています。モンスターを除去する最も簡単な方法は「戦闘」ですが、「戦闘」を行うと「リバース効果」が発動してしまい、逆にアドバンテージを取られてしまう可能性があります。できることなら「戦闘」ではなく「効果」を利用して破壊したいところです。モンスターであれば「ならず者」もしくは「ブレイドナイト」魔法であれば「抹殺の使徒」もしくはコントロール奪取といったところでしょうが、対象が「キラースネーク」だった場合は「戦闘」「抹殺の使徒」以外はアドバンテージとしては1:0交換となってしまい、そのプレイが裏目に出てしまいますね。奥が深い・・・。

 

パワーカード

このデッキには現在禁止カード規制されているカードが多いことから、YPをしばらくやっていれば誰でもわかりやすく強いと気づけるカードが多く採用されています。ドローやハンデスがここまで簡単に行えることには、昨今の遊戯王に慣れている人ほど新鮮味を感じることでしょう。また、強い上にテキスト自体は単純なため、ある意味初心者向けでもあります。テキストが短いカードほど強いとはよく言ったものですね。(ちなみに採用されている魔法カードは全て当時の制限カードです。)

 

どんな人に向いているのか

これまで【04環境】の魅力について触れていきましたが、結局どのような人が楽しめる環境なのでしょうか。まずは当時の環境で遊んできた人たちは懐かしむことも含め楽しめるのではないでしょうか。そして、面白さの項目でまとめたことから試合展開は割合に地味であると言えます。故に、1アドバンテージを大切にする地味なアドの取り合い、ビートダウンが好きという方にオススメできる環境です。反面もっと派手に制圧や展開をしたいと言う人にはすこぶる向かない環境となります。

 

おわりに

本日は【04環境】についてまとめてみました。最安値だと1500円ほどで組むことができますし、レアリティを求めると37,8枚はレア以上で構成できるため、カジュアル層やコレクターの方も楽しめそうですね。

さて、次回は2009~12年の環境のデッキについて触れていく予定です。デッキレシピも自作なので今回は無かったゲームバランスの面のお話もしていきます。

それでは