自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

【シャドウバース】ネメシスデッキ 考察【クロノジェネシス】

明けましておめでとうございます。

今年もほどほどにゲームを楽しみたいですね。

 

さて、年末はもっぱら遊戯王はゲートボールを研究していましたが、久々にシャドウバースについての記事を書いてみようかなと。

バージョン2となった今回からは『ローテーション』と『アンリミテッド』に別れてデッキを構築するなどゲームシステムの面でも大きな変化がありましたが、やはり新クラス『ネメシス』の登場はアップデートの目玉と言えるでしょう。ただ、このクラスこう言ってはなんですが『微妙』なんですよね。コンボを決めようにもドローやサーチに乏しく、ビートダウンにまわっても決定打に欠けるという・・・。ネメシスのコンセプトになり得る『アーティファクト』と『操り人形』もいまいち使い勝手が悪いというのが現状です。当然、これからのパックで強くなるでしょうからカードは持っておいて損はないでしょう。逆に登場するなり環境を荒らすぶっ壊れクラスでなくて本当によかったなと思う所存です。

前置きが長くなりましたが早速デッキのほうに触れていきましょう。

 

 

デッキレシピ

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デッキコンセプト

アーティファクト』や『操り人形』を中心におくのではなく、あくまでこれらはサブとして。今回のメインは『共鳴状態』です。このクラスの特徴としてデッキの枚数が偶数のときに『共鳴状態』になり『共鳴状態なら~』と言う条件の下で発動できる効果が使えるようになります。つまり、特定のコンボを狙うわけではなく単純に高いカードパワーでごり押しするという結論に至ったわけです。

はじめはアーティファクトで盤面を制圧しながら、10エンハンスの疾走で止めをさすなど、実にネメシスらしいコンセプトでデッキを組んでいたのですが、いかんせん事故が多い・・・。それもそのはず、コンボパーツを揃えなくてはいけないのにサーチやドローに乏しいほか、アーティファクトをデッキに埋め込むことでデッキの質が悪くなると言う・・・。しかもそれを改善するアーティファクトサーチもまた引き込まなくてはならない、つまり完全に回りきるために必要なカードがあまりに多すぎるという問題を抱えています。

そこで、『共鳴状態』なら同じコスト帯のカードでも他のクラスよりも幾分かカードパワーが高いカードが存在することに目をつけ足りない部分はニュートラルで補う形に変えました。そしてこのデッキの切り札兼事故要因である『デウスエクスマキナ』は、ネメシスクラスでビートダウンをする理由になり得ます。

効果を簡単に説明すると、『共鳴状態』のターン終了時、手札を全て捨て6枚ドローです。

理想ムーブ

序盤

『次元斬』や『すり替わり』を使って除去

中盤

デウスエクスマキナ』を召喚し『共鳴状態』をうまく使いながら終盤に向けて手札を整える。

終盤

『バハムート』で盤面制圧や『魔海の女王』などを使いライフを削りきる。

 

採用理由

グループ1:パワーカード

マキナ
コンセプト

バハムート
ボードアドを得るだけでなく、マキナでハンドアドは取り返せるため劣勢で引いても強い。

ゼウス、ノア
ライフを取りにいくため。

魔海
ゼウス+ノアで10点を叩き出す。手札は0になるが、共鳴なら6枚回復できる。

サハクィエル
重いニュートラルを活用する。また手札に戻す処理はマキナの処理の後なのでどうしても残したいニュートラルを一時的に場に置いて逃がすこともできる。

 

グループ2:除去+共鳴管理

製造術、純心の歌い手
デッキを1枚いじるため共鳴状態と入れ替わることができる。

次元斬
共鳴なら4ダメージ。

ネクス
ダメージを与えるため1体で最大8ダメージをフォロワーに与えることができる。進化後のスタッツも5/6と高め。

すり替わり、異界転送
消滅除去。ビューティーアンドビーストやネクロマンサー、幻惑の奇術師などにも有効。異界転送は死の舞踏がないローテーションで相対的に強い。

 

グループ3:その他

ハッピーピッグ、銀車の回し手
守護が少ない上にバーンダメージにも弱いため回復手段が必要。

魔鉄の獅子
デッキ切れ防止。序盤ではデッキの質を落とすためあまり使いたくない。

ハーメルン
純心を増やしてドローを促進したり、アナライズアーティファクトを増やして盤面を増強するも良し。柔軟に使うことができる。

 

弱点

 まず、マキナを展開できないと上級カードが腐り何もできずに負けます。マキナを引いてもドラゴン相手だと単体のパワー対決に持ち込まれ厳しいです。マキナで消えることを考え重たいカードを複数積んでいるのですが、重ねて引くと事故になるだけでなくマキナの展開も躊躇してしまいます。勝負を決めるのに10ターンはかかる癖にイージスへの明確な回答が無いです。

と、ここまで読んでお気づきの方がほとんどでしょうが実戦向きではありません。ドラゴンとビショップ以外と当たった場合になんとか対等に渡り合えるかどうかといったところでしょうか。ランクマッチでネメシスで3勝するデイリーミッションがありましたが、それは無理なくこなす事ができたレベルです。グランドマスターを狙っている人は使うことをオススメしません。ただ共鳴状態を管理しつつ必要とあれば手札を入れ替えて戦い魔海で止めをさすというダイナミックな戦い方は同じ高コストで戦うドラゴンには無い魅力があります。このデッキのほとんどのレジェンドカードを共有できる『魔海ドラゴン』は環境でも強いので、ルームマッチなどで友達とわいわいやるデッキのひとつとして持っておいてはいかがでしょうか。

 

おわりに

残念ながら実戦レベルのデッキではないのですが、使っていて楽しいのは確かです。これからどのような視点でデッキを紹介していくことになるかは未定ですが、今年もよろしくお願い致します。

それでは