こんにちは。
いつもはカードゲームの研究をしていますが、たまには最近はまっているモンスターハンターワールドの武器についての研究記事も書いてみようかなと。
テーマは武器についてですが、今回は汎用性の高い『ネルギガンテ武器』を基準にどんな武器が強いと言えるのかについて考えていきます。
研究とか謳ってますが、出ている数字でもって計算して『数字上ではこうだよね』というのをまとめただけの代物です。ゲーム実況系Youtuberでもないので色々検証する時間もありません。最低限、あとあと自分で武器を作る基準にでもできたらなと。
本題に入る前に
本題に入る前に『より強い』についてだけ、はっきりさせておきましょう。
『ネルギガンテ武器』というのはMHWの看板モンスターである『ネルギガンテ』の素材から製作できる武器で近接武器に関しては以下の特徴を持っています。
- 長い青ゲージで『匠スキル』がいらない
- 物理期待値ではどの武器もトップクラス
- 一部古龍の弱体化を図れる『龍封力』が高い
- 龍属性を持つ
汎用性という面では文句なしのトップでしょうね。あまりの強さに、どの武器種もこの
武器を作っておけば他の武器は趣味の範囲になるのかなと勘違いするほどでした。
しかし、計算をしてみると意外とそうでもないことがわかったと同時にあるモンスターの武器がとてつもなく強く、むしろそちらが汎用性の塊であることがわかりました。
何を隠そう、ディアブロスの無属性武器なんですがね。
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属性のお話はこの記事で取り扱っており、今回用いる計算式などの説明もありますので、ぜひ読んでみてください。
この記事では武器種毎に強い武器や汎用性が高い武器を研究し、結論を導き出す方法と理由について考えていきます。
強い武器の見つけ方
『強い』とは
まず、ここでの『強い』について確認しておきます。幅広く使える言葉ですが、期待値が高いなどの理由から『他の武器よりも優先度が高くなる』ものについて『強い武器』とします。優先度という面で状態異常など単純にダメージが出しやすいもの以外も使用するにあたり『優先度が高い』武器に関しては『強い』とします。
前提知識
これから紹介する内容をある程度覚えておくと、MHWプレイ中の武器派生画面をみるだけである程度の強さを測ることができます。
- 武器倍率
これは武器種によって決まった値が設定されており、その値がかけられています。ですから大剣であれば1000を超えるような値、片手剣であれば250前後が最大値になりますが、決まった武器倍率で割ってあげると軒並み180~230くらいに落ち着きます。公式では『基礎攻撃力』という言葉が使われているこの値ですが、ダメージ計算で使用します。詳しい値に関してはそれぞれの武器項目で表記します。ここでは実際に表示されている攻撃力を『表示攻撃力』武器倍率で割った値を『基礎攻撃力』と表します。 - 会心率
会心エフェクトが出る確率ですね。会心攻撃は1.25倍になるので、
基礎攻撃力(表示攻撃力)×(1+0.025x) x=会心率÷10
※基礎攻撃力200 会心率15%の場合
200×(1+0.025×1.5)=207.5
この式を覚えておけば、暗算で概算ができますね。200に近い値であれば会心率20%で、期待値は大体10上がります。 - 斬れ味補正
緑ゲージ×1.05
青ゲージ×1.2
白ゲージ×1.32基礎攻撃力にこれらの値をかけることで斬れ味による補正がかかった値を算出できます。青と白では1.1倍異なるわけです。会心率に直すと40%、また今作猛威を振るっている無属性強化スキルと同じ上昇値となります。
ちなみに、同じ武器種同士で属性や肉質を考えずに強さを比べたい場合は『表示攻撃力』に会心率や斬れ味補正をかけて計算しても問題ありませんが、実際に与えるダメージを計算したい場合は『基礎攻撃力』で計算しましょう。
実際に見つけてみる
大剣を例にとってみます。この武器は、『本題に入る前に』の項で紹介した記事にあるのですが、属性ダメージが乗りにくい武器種ですので攻撃力のみで計算していきます。基準となるネルギガンテ武器の性能は以下のとおりです。
○ネルギガンテ武器 攻撃力1008(青) 龍属性150
1008÷4.8×1.2=252
白ゲージであれば表示攻撃力917以上の武器を選べばこの値を超えられます。匠スキルを発動させて白ゲージが出せる武器でこの値を超えているもの、単純に超えた値を持つものを挙げていきます。
○モンストロの憤怒
攻撃力960(白)匠2以上
960÷4.8×1.32=264
ヴァルハザクの武器になりますが、匠スキルによりネルギガンテを超える期待値を出すことができます。ちなみに他の白ゲージをもつ武器は917未満です。
○マグダポテスタス
攻撃力1056(青)匠+3より10ずつ上昇 会心率-20%
1056÷4.8×1.2×0.95=250.8
表示攻撃力は高いですが、マイナス会心によりネルギガンテ武器をやや下回ってしまいます。爆破属性も持っているため爆破に弱い敵にはどっこいどっこいといったところでしょうか。
ただ、会心率については100%を超えても火力に差は出ません。抜刀攻撃の場合は『抜刀術 技』というスキルにより+100%会心率を上げることができます。見切りや渾身スキルも合わせて125%以上の会心率が出せれば、ネルギガンテ武器を越えることができます。
○リュウノアギト【大牙】 攻撃力960(青)
960÷4.8×1.2=240
『無属性攻撃強化』スキルにより×1.1=264
ヴァルハザク武器と同じ値になったためスキル構成によってはこちらの方が良い場合もあるかもしれません。ただ乗りにくいとはいえあちらには龍属性がついていますので、必ずしもイコールにはならないでしょう。
結果
このように武器を比べていくと、『期待値』という面では『モンストロの憤怒』や『リュウノアギト』が強い武器と言えそうですね。他の武器種に関してもこのような形で武器を見ていくわけです。
それでは、それぞれの武器種について詳しく見ていきましょう。
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