自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

【遊戯王】サンダー・ドラゴンは環境デッキとなるのか!?

こんにちは。

7月14日、今週末にソウルフュージョンが発売しますね。

このパックの目玉となるテーマは、やはり『サンダードラゴン』でしょう。なんと言っても収録枚数の多さが目立ちますね。組みたくない人からすると、結構迷惑かもですねw

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さて、これまでに発売前情報から、サンダードラゴンに関する様々なコンボが開発されてきました。

これらを踏まえ今回は、結局のところサンダードラゴンは現環境でどれほどの影響力を持つデッキなのかを、想像してみる記事となります。

 

 

サンダードラゴンでの想定される動き

 様々なコンボが紹介されていますが、その結論として最も多いのが、『超雷龍ーサンダー・ドラゴン』の融合召喚ですね。このカードは、相手だけサーチを封じる制圧系の効果と、墓地の雷族を除外することでの破壊耐性を持っています。遊戯王はドローに厳しい代わりに、サーチを多用するゲームですので、一般にサーチ封じは刺さるデッキが多いです。18年7月環境では、『閃刀姫』というデッキがシェアも入賞数もトップに来ています。続いて『オルターガイスト』『ABC等の先行展開系デッキ』が多く見られます。これらのデッキの多くは、サーチを多用するのが現状ですので、この効果については環境に対して影響力があるものと考えられます。

 では、この『超雷龍ーサンダー・ドラゴン』はどのくらい召喚しやすいモンスターなのでしょうか。召喚条件は、『サンダー・ドラゴン+雷族モンスター』で融合する、もしくは『雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚』と、自身の持つ条件で召喚する方法があります。融合に関しては、専用融合カードが存在し、条件を利用しての召喚は、『封印の黄金櫃』を用いることで、1枚で召喚の手はずが整います(ルートに関しては省略します)。また、手札で発動できるサンダードラゴンモンスターは5種類存在するため、手札で効果を発動してから雷族を召喚することでも条件は整います。『墓地へ送る』ではなく『リリース』して召喚するため、トークンを生成する魔法カード『フォトンサンクチュアリ』でも、素材の確保ができます。環境トップの『閃刀姫』は、初動として欲しいカードがデッキに7枚入っている状態ですが、かなりの安定性を誇っています。さらに、召喚の条件を満たす際に、手札誘発が刺さりにくく、召喚そのものの妨害手段が殆ど無いというのも強みです。これらを踏まえると、『超雷龍ーサンダー・ドラゴン』は先手1ターン目に安定して召喚できるカードと見て良さそうです。しかし、『サンダー・ドラゴン』系統はその性質上、同名カードを積む割りに手札に被ると効果が上手く発動できないといった事故要素も抱えています。

 『サンダー・ドラゴン』デッキには、もう1枚攻撃的な効果を持った融合モンスターが存在します。『雷神龍ーサンダー・ドラゴン』手札の雷族モンスター1体と、「雷神龍-サンダー・ドラゴン」以外の自分フィールドの雷族の融合モンスター1体を除外した場合に、EXデッキから特殊召喚できる、破壊耐性持ちの3200打点です。また手札で雷族モンスターの効果が発動されると、どちらのターンでもカードを対象を取らずに破壊することができます。回数制限が無いため、下手をすると盤面が焼け野原になります。対象を取らない点で、トロイメアを含むリンク制圧も、『ゴブリン』だけでは安心できません。ただ、『雷神龍』と『超雷龍』の共存のためにはリンクモンスターが絡ませる必要があり、消費枚数も馬鹿にならないため、どちらかの対応ができるようになっていれば良いでしょう。

 サブウェポンとして考えられるのは、リンクモンスターとして新登場する『常夏のカミナリサマー』でしょうか。雷族縛りのリンク2で、相手ターンに1度手札を捨てることで墓地からリンク以外の雷族を蘇生させます。蘇生対象の候補としては『ライオウ』と『大雷狼鳴』でしょう。『ライオウ』はサーチメタとチェーンに乗らない特殊召喚の打ち消し、『大雷狼鳴』は特殊召喚成功時に相手フィールドのモンスターを全て破壊する効果を持っています。上手いこと墓地に用意する必要がありますが、『太陽電池メン』という雷族限定のおろかな埋葬を内蔵した、通常召喚可能な下級雷族モンスターが存在するため、かなり相性が良いですね。こちらは、従来の手札誘発がいくらか刺さりやすい動きになりますが、ベイゴマックスやWWなどを出張して踏ませてくる場合には、効果が効果だけにかなり厄介ですね。

 

得意なデッキ・苦手なデッキ

以上の点をまとめると

  • サーチメタや墓地封じは全く影響を受けないわけではないが、切り札の展開は問題なく行えるため、これまで通りのメタカードが刺さりにくい
  • 安定して召喚できる上に制圧効果は現環境に影響を与えるレベル
  • 破壊以外の除去手段には弱い
  • 破壊耐性持ちに弱い

このような特徴があると言えます。これらをクリアできるデッキは現環境に存在するでしょうか。現環境トップの『閃刀姫』は『ウィドウアンカー』という効果無効、もしくは条件によりコントロール奪取効果持ちの魔法が存在しますが、コントロール奪取できないと打点をクリアするのが難しそうです。ミラーメタの精神操作もまた対策にはなり得ますが、デッキのコンセプトとしてサーチを多用するため、自力で対策カードを引くためにサイドデッキの圧迫が懸念されます。いずれにしろ簡単なゲームにはならないでしょう。その他リンク制圧系のデッキも、誘発に妨害され中途半端な展開でターンを渡すと再起が難しそうです。その中で『オルターガイスト』はいくらか有利に戦えそうです。『シルキタス』というバウンス処理のできるモンスターは『マルチフェイカー』でデッキから特殊召喚できる上、妨害罠もサーチではなくデッキから直接セットできます。サクリファイスエスケープが得意な上、大体のカードが墓地へ送られるとアドバンテージを取り戻してくれるため実質的に破壊に対する耐性があるとも言えます。(そもそもオルガを相手にするのが得意なデッキの方が少ないのですが)

 

結論

総括すると、『サンダー・ドラゴン』デッキ自身が手札事故との戦いに勝つことができれば環境に顔を出すことはできるでしょう。しかし、オルターガイストの増え方や同系統のシェアの広がり方によって一強レベルにはならず落ち着いてくるのではないでしょうか。意外とメタが追いつくデッキが多ければ、この傾向は早い段階から見られそうです。私の想像はこのあたりが限界です。みなさんはどのようにお考えでしょうか。

 

更なる予測

当てにならない予測をもとにした予測ですが、この様子でオルターガイストが増えると、相性の良い『無限泡影』とメタとなる『拮抗勝負』の価格がさらに上がるのではないでしょうか。(そもそも増加傾向にあるのも確かですが)

私はどちらかというと復帰勢で、『拮抗勝負』の方は持ち合わせていなかったので、今の内に揃えて置きましたが吉と出るかはわかりません。

 

おわりに

今回は100%自論、裏付けるデータも特に無い見る人が見れば生産性もへったくれも無い記事となりました。ゲーム雑記ですからこういう記事も書いていきます。

さて、モンハンの方では『アステラ祭』がまた開催されますね。新しい武器も登場しますし久々にモンハンの記事も書きたいですね。データが集まり次第、検証はスタートするつもりです。

それでは。