自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

【遊戯王】スリーブについて その2

 

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こんにちは。

約1年前、スリーブについての記事を書きまして、どうやらそれが少しずつではありますが断続的にアクセスされているようなのです。

このような記事はこのブログ内では少ないため嬉しく思います。

モンハンや遊戯王はアップデートのタイミングで記事を書くことが多いので、流行が過ぎるとアクセスもされなくなっていくんですね。

あの時では気づかなかったことやら、1年間で少し変わった部分が出てきました。ですから、今回は以下の記事を部分的に抜粋し改めて分かったことを書いていきます。

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内容の関係で、この記事に目を通していただくことをオススメします。

 

 

インナースリーブについて

前回はインナースリーブについて、ハードタイプの良さを中心とした書き方になっていました。なるべく客観的にと言っていたのですが、難しいものです。

そこで、今回はソフトタイプを使いたい場面についてお話します。

以前は、外側をハードタイプで固めたところで中身が柔らかい状態では折れた場合、外のスリーブが割れやすくなると考えていました。実際にオーバーガードシリーズなどを使用していた際には、カードそのものが柔らかいため側面が避ける形で割れてしまうことがありました。

インナーをハードスリーブにすることで、カードそのものが固くなるような効果が得られ、折れに対して強くなります。

ただ、アウターのスリーブガード次第ではこのような現象は起きないことがわかりました。

おやつスリーブやハリケーンスリーブのシリーズは、ハードタイプの中でもスリーブそのものが、そこまで厚くないためしなるんですね。すると、強度の面ではソフトであろうとハードであろうと大差は無くなります。4重目を使用した場合なおさらですね。

実際に使用してみて、インナー→公式→アウターの3重と、インナー→公式→アウター(ハード)→アウター(ソフト)とでは、前者の方がインナースリーブをハードにする恩恵は大きく、後者ではそこまで効果を実感できるかなというレベルでした。

それなら厚みを抑えられるソフトタイプの方が、プレイのしやすさは優ると言えます。また、ソフトタイプには横入れのスリーブが存在するため、多重スリーブにした場合の空気との戦いともおさらばです。

インナー(ソフト)→公式→アウター(ハード)→アウター(ソフト)の構成に、メイン40枚、サイドエクストラ15枚で、大会に出てみました。

デッキシャッフルや、カードの持ちやすさは勿論のこと、空気によるデッキ崩れの心配は一切なく、7cmのデッキケースにすべてのカードが収納できたため、使い勝手はよかったです。

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大会に出場する際、どんな視点でスリーブ構成を考えているかについては以上の記事でまとめています。ちなみに、この記事ではウルプロを中心とした構成を推しているのですがこの構成もまた魅力があります。

 

 

そもそもインナースリーブを使う意味

インナースリーブを使わず、カードを直接公式スリーブに入れれば良いと考える方もいるはずです。なぜなら、ソフトタイプでは厚さや強度という面では有っても無くても変わらないレベルだからです。究極それを無くしてしまえば、考えることが1つ減るわけですしお金もかかりません。

 

以下の2枚の、カード左上を比べてみてください。

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下のアークロードパラディオンの方が、カードとスリーブの端にできた黒い部分の面積が若干大きくなっています。

使用感としては厚みも大きさも変化が無いようなものですが、この若干の大きさの違いのおかげで、カードが中で動くことを抑えています。

このアークロードパラディオンの状態ですと、持ち運んだり力が同じ方向にかかり続けると、その方向にカードがずれていきます。

ただ、デッキケースにぴっちりとしまわれており、上下方向から圧力がかかっていれば動くことがありません。

結局は好みです。この構成なら、カードにもスリーブにも傷はつかないはずですから。

 

 

おやつスリーブやハリケーンスリーブのかわり

先ほどの写真の構成は以下の4重になります。

  1. 横入れインナーソフト
  2. 公式
  3. ハリケーンスリーブ(ハード)
  4. カルトスリーブ(ソフト)

3番目のスリーブとしておやつスリーブを使われる方も多いようです。ただ、これらのスリーブは手に入れるのが大変だったりします。少なくとも、どこでも売っているスリーブでは無いんですよね。

私が住んでいる場所付近でドラスリを安定的に仕入れているお店があったため、初めはこのドラスリを3番目のスリーブとして使用していました。さらに、以前のスリーブ記事ではかわりとして使用できると書いていました。

この時、注意が必要なのは大きさです。私が購入したのは、ドラスリがサイズリニューアルされる前でしたので、91.5×64.5でした。それに対して、現在使用しているハリケーンスリーブは92×64.5です。

この縦0.5ミリの違いは大きく、余った部分から劣化が進みます。特にシャッフル後にカードを揃えるためにやるトントンと叩くあの何気ない動作が原因となります。

ちなみに、上の写真のアークロードパラディオンは、ドラスリを使っているのですが、上部に折れ目がありますね。

 

サイズリニューアル後は使用していないのでわかりませんが、ハリケーンスリーブとドラスリでは横が同じ64.5であるにも関わらず、なぜか4重目のカルトのフィットの仕方が異なります。ハリケーンの方がフィットするんですね。ドラスリの方だと余裕が生まれるため、使用しているうちにカルトが外れてきてしまいます。

表記されている大きさは、おそらくスリーブ内側の大きさで、接着面も含めた本当の大きさではないのかもしれません。

質感はそこまで変わらないため、大きさ問題が解決されていればかわりに使えそうですね。

 

他のスリーブで代用する場合は、大きさをなるべく4重目に近づけるのがコツです。

例えば、カルトスリーブ大の大きさである66×93を4のアウターとする時、3のスリーブの候補が、

  • 64×91
  • 64.5×92

であるとします。公式スリーブの大きさが63×90であるため、両方使用することができますが、この場合は後者がおすすめです。

3重目に若干の余裕を持たせることで、スリーブが入りやすくなり、4重目も外れにくくなるためです。

 

 

売却目的でカードを保存する場合

特に復帰勢の方は注意して頂きたい部分となります。9期以降に生産されたカードは確実にそれ以前よりカードの質が劣化しています。

特に弱いのはカードの角です。ここから表層が剥がれてしまうんですね。

パックからカードを取り出すときに、パックからカードが引っ掛かったり、スリーブに入れる際に引っ掛かったりすると、割合簡単に剥がれてしまうのが現状です。

このようなカードを扱う場合、ショップで値札がついているスリーブのように、大きさに余裕のある柔らかめのものを使用すると良さそうです。ショップへ持ち運ぶ際は、中で動かないようにするのが、すり傷や剥がれの対策として有効です。

 

 

おわりに

今回は去年書いたスリーブ記事の内容をもとに捕捉をするような形で、改めて分かったことをまとめ、最後にプレイ以外の視点でのスリーブ選びについてお話ししました。

スリーブを良くしたからといって、強くなるわけでは無いのですが、こういう部分までこだわって、個を出せるのが紙のカードの良さですよね。

横入れスリーブや角が丸いアウターなど、ここ10年くらいで様々なアイデア商品がリリースされていますね。画期的なスリーブが出たらまた試してみます。

それでは。