こんにちは
大量に禁止解除された2024年10月リミットレギュレーションですが、カードの価格がどんな風に変わったか気になったので調べてみました。
禁止解除組
十二獣ドランシア
現在ウルトラレアが400-500円ほどで推移しています。解除前は200円前後であったため、価格は上昇していますが、手が出せないほどではないですね。
以前に解除された時には、大会でも活躍し、これと同じかもう少し高いくらいで推移していたように思います。一緒に使われるであろうサラブレードの方も400円前後になっているので、十二獣をメインに据えるデッキだと、このあたりも気になりますね。
D-HERO デストロイフェニックスガイ
こちらは、フュージョンデステニーの緩和による影響で調べてみましたが、ウルトラが200円前後で推移しています。もともと100円前後だったので、多少値段はついていますが・・・といった印象です。
ズルして融合できない状況ではありますが、後述のドラグーンと比べると、縛りが緩く融合素材も有能であるため、出張セットとしての優先順位は高そうなものですが、あくまで”緩和組で比べると”といった注がつきます。
超魔導竜騎士ドラグーンオブレッドアイズ
現在ウルトラレアが4500-5000円ほどで推移しています。当時の値段に戻った感じですね。ただ、当時と違ってズルして融合できないので使い勝手は相当悪いです。出張させず、順当にテーマデッキで使いたくなる良い塩梅になったと思いたいのですが、価格も良い塩梅に調整してもらいたくなります。
禁止になった後も2000円くらいしていたので、カードとしての人気が価格を上げているのは明白なのですが、プレーヤー視点で見ると、使い勝手が悪くなってるのに同じ価格というのは納得がいかない部分がありますね。年末箱や年度末再録パックのメインを張るんでしょうか?
強奪
ノーマルやレアは100−200円ほどで手に入ります。04環境デッキを組むのに、状態やら型番やらこだわって探していた時期がありましたが、古いカードで再録もないため、もとからこんなもんでしたね。
この辺りのカードになると、効果や使用率に関係なくウルトラレア等の高レアリティになると1000円近くになっていたりしますよね。
真竜剣皇マスターP
現在ウルトラレアが500−600円ほどで推移しています。こちらはドラゴニックDが3枚使える中での緩和ということで、真竜を出張ギミックとして使えるようになったという点でドランシアに並ぶ影響力を持ちます。
ついでにドラゴニックDについてですが、こちらは1枚300円ほどで、3枚揃えて1000円程度という感じです。
十二獣ギミックも真竜ギミックも、汎用性の高い出張ギミックな上、再録がありません。当時の環境との差が緩和につながったとはいえ、価格が上がる要素を十分に持っているため、思ったより安いなと。環境で活躍したり、流行りのファンデッキに取り込まれて注目されるのが先か、再録されるのが先か、これから何かしらの動きがあるんじゃないかと踏んでいます。
規制組
魔を刻むデモンスミス
現在ウルトラレアが600-700円で推移しています。
一番高い時で3000円近かったですが、規制直前で2000円前後でしたので、制限化(デッキに1枚)で、単純に価格も1/3という感じですね。
融合素材に指定されていたり、このカードをデッキから呼び出すことが大事=素引きも狙いたいということで枚数が減る影響は大きいです。
黒魔女ディアベルスター
現在ウルトラレアが800-900円で推移しています。こちらは発売当初から1500-2000円前後をキープしていましたね。
デモンスミスに比べ、展開途中でデッキから呼び出しつつといった形で使われるこちらは、規制によるダメージとしてはまだ小さいのかなというところです。もとより2枚で運用する場合もあったことを考えると半額になったというのは納得です。
おわりに
今回は、大量緩和があった2024年10月改定によるカード価格への影響について調べてみました。久々に持っているデッキやらデッキにならないパーツを整理することがあったため、これを機にまとめてみようと思ったのがきっかけです。改定直後は価格も安定しないので半月ほど経った今、調べてみることにしました。
個人的には、真竜や十二の復活で手札やフィールドを破壊するギミックが充実したということでKozmoやらメタルやらを混ぜた9期後半から10期のGSをいい感じにまとめたいのですが、構築が難しいですね。制圧に振り切るのか対応力にも振るのか、安定性を取るのか爆発力を取るのか、このあたりの軸を決めないと、何がしたいのかわからない紙束になってしまいます。
うまくまとまったら、記事にするかもしれません。
それでは