自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

【ドミニオン】”最初のゲーム”から見えてくる戦術について

こんにちは。

最近は、ゲームをやる機会が減るというゲーム雑記としては致命的な生活を送っています。時間が全くないわけではないので、単にモチベーションの問題かなとも思いますが・・・。

そこで、ボードゲームですが近いうちに遊ぶ予定があるため、簡単な戦術についてメモしておこうかなと。

 

koskosshadowverse.hatenadiary.jp

 

ルールについては上の記事で軽く紹介していますが、もう一度おさらいしましょう。

 

準備

以下のカードを、サプライに並べていきます。サプライとはプレーヤー全員が共通して使う、とりあえずカードを並べておく場所を指します。本来アクションカードはランダムに10種類を選びます。しかし、今回は公式で決まっている初心者用(?)の組み合わせがあるので、それを基準にお話します。

 

財宝カード 
銅貨 1金(0コスト) 銀貨 2金(3コスト) 金貨 3金(6コスト)

勝利点カード 
屋敷 2点(2コスト) 公領 3点(5コスト) 属州 6点(8コスト)

 

アクションカード(各10枚

用語解説

+xドロー ・・・ x枚ドローする。
+xアクション ・・・ アクションカードの発動権がx回増える
+x金 ・・・ 購入する際にx金分の財宝カードとして機能する
+x購入 ・・・ 購入権がx回増える
アタック ・・・ 相手に妨害ができる
リアクション ・・・ アタックに対して公開することで効果を発揮
獲得 ・・・ サプライから自分の捨て札に置く
廃棄 ・・・ ゲームから除外する

 


2コスト:リアクション +2ドロー
効果:アタックの効果の影響を受けなくなる

 

地下貯蔵庫
2コスト:+1アクション
効果:手札を任意の枚数捨て、捨てた数だけドロー

 

工房
3コスト:
効果:4コスト以下のカードを獲得

 

商人
3コスト:+1アクション +1ドロー
効果:銀貨をプレイすれば +1金

 


3コスト:+1ドロー +2アクション
効果:

 

改築
4コスト:
効果:手札を1枚廃棄し、そのカードのコスト+2までのカードを獲得

 

鍛冶屋
4コスト:+3ドロー
効果:

 

民兵
4コスト:+2金 アタック
効果:他のプレーヤーは手札が3枚になるように捨てる

 

市場
5コスト:+1金 +1ドロー +1アクション +1購入
効果:

 

鉱山
5コスト:
効果:手札から財宝カードを破棄し、それより1金高い財宝カードを手札に

 

準備が整ったら、屋敷×3、銅貨×7の10枚で構成されるデッキを、各自用意します。デッキをシャッフルし5枚を手札としたところでゲームスタートです。

 

ゲームの勧め方

各プレーヤーのターンは3つのフェイズで構成されていて、アクション⇒購入⇒クリーンの順で進みます。英語のAction⇒Buy⇒Clean upの頭文字からABC順と覚えます。

Actionフェイズでは、原則1回のアクションカードの発動権があります。上記のカードにも該当するものはありますが、発動権を増やすことも可能です。

Buyフェイズでは、原則1回の購入が行えます。手札の財宝カードを捨て札に置き、財宝の価値以下のコストを持つカードをサプライから自分の捨て札に置きます。

Clean upフェイズでは、手札を全て捨て札に置き、デッキから改めて5枚引きます。ここで5枚引けなくなった場合は捨て札をシャッフルして山札とし、5枚になるように引いていきます。つまり、購入したカードはこのタイミングでデッキの一部となるわけです。

このようにデッキを作っていき、サプライから3種類のカードが買い占められるか、属州が買い占められるとゲームは終了します。ちなみに、属州は2人の場合サプライに8枚あります。

 

戦術

このゲームから考えられる戦術は大きく2通りで『コイン戦術』と『アクション戦術』です。

『コイン戦術』とは、Buyフェイズで財宝カードを買い、デッキの殆どを財宝カードで構成することで安定した購買力をつける戦術です。勝利への最短ルートとしては、みんなより多くの属州を買うことになります。属州は8コストであるため、金貨金貨銀貨の組み合わせが枚数の上で最も効率よく属州を購入ができます。

この、『コイン戦術』をアクションカードでサポートするには、手札の財宝を増やすドローカード、若しくはデッキの中の財宝の質を高める圧縮カードが有効です。

ドローカードとしては『鍛冶屋』が挙げられます。圧縮カードとしては『改築』や『鉱山』といった廃棄が行えるカードが挙げられます。

一方で『アクション戦術』とは、アクション発動権を追加しながら多彩なアクションカードでのコンボを狙う戦術です。

サプライを見て、どの戦術が有効かに加えその戦術にメタを張れるかどうかも同時に考えます。相手と同じことをする場合、基本先手が優勢になりますからそういったことも考慮する必要があります。

例えば、「民兵」というカードは、相手の手札を3枚に制限でき、2金も得られるという無駄のない効果を持っています。コイン戦術の場合は相手を邪魔しつつ銀貨同等のコインを得られるため戦術にあっているといえますが、手札の財宝カードの数に物を言わせるコイン戦術のメタとしても働きます。

そこで、初めてプレイされる方は「堀」をデッキに入れれば良いと考えるでしょう。リアクションカードという、アタックカードのカウンターとして用意されているカードがあるのですから、そう考えるのが普通です。

しかし、ここでは「鍛冶屋」を入れておくという選択肢もあります。なぜなら、clean upフェイズがある以上、手札のカードを温存しておくことはできません。

それゆえ、通常のアクションカードとして運用することもあるでしょう。その場合、「堀」は2枚ドローするカードになります。それに対して「鍛冶屋」は3枚ドローできるので、民兵を喰らった後に発動すると、手札を2枚増やし5枚に戻すことができるわけです。尚且つ、手札が5枚の状態で使えれば序盤から金貨を購入するという戦術に合った動きができるわけです。終盤でも勝利点カードによるデッキ圧迫の影響を和らげてくれるため、無駄がありません。

これは、デッキのほとんどが財宝カード、金太郎飴のような状態であるコイン戦術のデッキだからこそ言えることです。アクションでコンボを狙うようなデッキは逆に手札の状態を崩さないほうが良い場面もあるでしょう。

実際のところ、この「最初のゲーム」ではアクションによるコンボはそこまで強力でないため『コイン戦術』の方が有利にゲームを進めていけそうです。しかし、アクションカードをランダムで決めたゲームではその限りではありません。今回がたまたま『コイン戦術』が強い環境というだけです。

 サプライがランダムという性質上、TCGでいうところの環境はゲーム毎に変わっていくのです。

おわりに

今回はドミニオンのゲームの進め方、戦術の例を見ていきました。他にも細分化していくことで様々な戦術を見出していくことはできるのですが、最初のゲームに絞ってお話をしたため、大きく2つの紹介に留めました。カードの効果を人よりたくさん知っているかというのも、ゲームの展開を予測するうえでひとつのアドバンテージにはなります。しかし、それ以上に戦術を知っているかどうかは初心者と脱初心者をわける要因になり得るでしょう。ですから、このあたりを共有しておくと、勧める人と勧められた初心者の間での差がいくらか縮まりそうです。

それでは。

 

【MINECRAFT】バイオームで街づくり【その1】

こんにちは

最近は、モンハンのような素材集めやプレーヤースキルを求められるゲームをあまりプレイできていません。全く時間が取れないというわけではないので、ある程度モチベーションも関係してるでしょう。ゲーム雑記を書いている上では致命的ですね。

そこで、ゲームプレイ以外にも思いのほか時間を使う、というよりそういった時間でプレイ時間のいくらかを短縮できる『Minecraft』に関する記事も書いていこうというと。Minecraftにも色々遊び方があるわけですが、ここでは、”街”を創っていきます。

 

このシリーズを始める経緯

モンハンの記事のように数字を使って、理論上最強の何かを研究していくこともできますし、ブロックを組み合わせて作品を作っていくなんていうブログもよく目にします。

数字を使って効率を求めるような創作物は、かなり数が出回っている上、正解は1つに限りなく近いでしょう。今更になって私が一生懸命創作しなくても良いわけです。それに比べ作品創りは、他者から良い部分を盗んだとしても、少なからず個性が出てきます。これが見て楽しむ作品としての創作物で記事を書いていく理由の一つです。

街創りをテーマにしたMinecraft動画はいまやありふれたものとなっており、ものすごいスケールのものも珍しくなくなってきました。そこでこのシリーズでは、作品そのものに加え”設定”にこだわっていきたいですね。その街の歴史やら内情やら作品で100%表現できないものも含めてです。こういったゲームは、実況動画の方が全体を見渡したり実際に中を歩いてみたりできるため、向いているようにも思えます。ですが、この設定部分を含めてしっかり文章での説明を入れたいため、また戻って読み返すことが容易なBlogという媒体を通して作品を残していこうと思ったわけです。制作過程なんかはばっさりカットで完成品を見せることに重きを置きたいですね。

 

今後の予定

具体的にどういった形で街を作っていくのかというお話ですが、Minecraftに存在するバイオームを活かしたものを創っていく形になります。

森林系
草原
冷帯
海岸
山岳系
湿地
乾燥帯
都市
各バイオーム間の移動手段・路線等

順番はさておき、このようなテーマで記事を書いていく予定です。

 

進捗

現在は、ゲーム内の地図や外部ツールによるマップを使って拠点付近のバイオームを調べ、それぞれの街の配置を考えている段階です。

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地図左上の森林、草原と続いているあたりは512×512マスで最大よりひとつ小さい地図1枚分くらいの大きさになります。この辺りは生地がしやすく、山岳を超えて海へ行けるな・・・とか、やや左下の湾のような地形は埋め立てるなどして港にできそうだなとか考えるわけです。

加えて、各街の設定資料を制作しているのですが、こういった部分はケータイがあればできるためいつでもできるのがまた良いですね。

ちなみに、ワールドは既に5年くらい遊んでいるサバイバルモードのものを利用する予定です。各種トラップや実用的な設備が揃っている関係で1から始めるより資材集めが楽で、クリエイティブモードのみを楽しんでいるプレーヤーよりも、サバイバルモードも遊んでいるプレーヤーの方が多いのではないかなと。

 

 

おわりに

進捗のところでも触れましたが、なんやかんや5年も同じワールドで遊んでいるわけです。・・・飽きないものですねw

アップデートが定期的にやっては来るのですが、それとは関係なく次から次へとやりたいことが思い浮かんでくるんですね。このシリーズもそのうちの一つです。

他の記事も書きつつ、長いスパンで続けていきます。

それでは。

 

【シャドウバース】セラフビショップ復活!?【十禍絶傑】

こんにちは。

9月27日のアップデートにより、シャドウバースに新しいパックが登場しましたね。

新パックの登場は、沢山の環境破壊カードを生み出した『ワンダーランドドリームズ』のスタン落ちを意味することとなります。これによって『ローテーション』『アンリミテッド』とルールが分割される前のシャドウバースは完全に姿を消すことになるわけですね。・・・というか、あれから1年なんですね。

さて、こうなると久々にプレイするような人は、

 

『知ってるカード無いんだけど・・・』

 

という有様です。

そこで、今回は懐かしい響きの新カードを盛り込んだ『セラフ・ビショップ』を構築していきます。

 

 

セラフビショップとは?

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8コスト 7/6⇒9/8

このフォロワーが場を離れるとき、封じられし熾天使1つを出す。(変身した場合を除く)※進化後も能力は同じ

 

十禍絶傑の新規カードで、『封じられし熾天使』を扱えるカードが登場しました。

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『封じられし熾天使』は、カウントダウン1のアミュレットです。ラストワードで『目覚めし熾天使』を場に出します。

その後、同じ効果を持ったアミュレットが『目覚めし熾天使』『蘇りし熾天使』と続き、『栄光のセラフラピス』はラストワードで特殊勝利することができます。

この特殊勝利を勝ち筋としたデッキとなります。

初の追加パックとなった『ダークネスエボルヴ』にて、本体が登場したため懐かしく思う方々もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。

 

デッキレシピ

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 生成: 49,300

採用理由

特殊勝利するため、相手のライフは飾りになります。セラフを決めることに加え、盤面をしっかり管理し耐えることを意識して組んでみました。ですから、セラフ周りの勝利するためのカード、試合を有利な方向へ運ぶためのカードと2つの面でお話していきます。

 

勝利するためのカード

ラピス3枚

安息の絶傑・マーウィン3枚

気高き教理3枚

烈風の冥神ガルラ2枚

 

勝利するためには『封じられし熾天使』が場に出てから、3回破壊される必要があります。カウントダウン持ちであるため、ビショップ特有のスペルを使うことで勝利までのカウントダウンを進めるわけです。

ラピス自身は進化で9/7と高スタッツであるため、無視できる存在ではありません。まず処理してくるでしょう。必殺持ちなどが存在すれば率先して狙っていきたい所です。

『烈風の冥神ガルラ』はアクセラレートで使うと1コストのカウントを1つ進めるスペルになります。9コストフォロワーとして使う場合は、ファンファーレで自分のアミュレットのカウントを3進め、アミュレットが破壊されると3点バーンを与える効果を持っています。ラピスを無視したり、こちらの盤面処理を疎かにするようなデッキと当たった場合にはプランを変更することも可能です。

 

採用枚数についてはまだ考えがまとまっておらず、ガルラを3枚にしても良い気がしています。序盤、腐ることが多いため2枚となっています。気高き教理の場合はコストが1つ上がりますがドローもできて、2つカウントを進めることができます。このデッキに採用されているアミュレットの殆どは2以上のカウントを持つため、即座に開けるために使うこともできます。しかし、セラフは置いたらなるべく早く勝利カウントを進めたいというのも確かです。

 

新レジェンドの『安息の絶傑・マーウィン』ですが、お互いにPP+1、1ドロー、カウントダウンを1進める効果です。つまり、1ターン飛ばすということです。

個人的に使い方が少し難しいように感じます。ターンを飛ばすことで相手の準備を整えてしまうリスクもありますが、こちらのセラフの発動も1ターン縮まるわけです。1ターン縮むことの強さというのは、効果の文面だけでは伝わり辛いところがありますね。進化後には3以上のダメージを3とする効果も持っているため戦闘でも強いです。セラフのカウントを進める使い方もできることを忘れてはいけませんね。

実際の使用感としては、このデッキの場合はケリュネイアを入れるよりは優先した方が良いということはまず言えるでしょう。スタッツが高いため進化して殴るという行動をとるなら1コスト軽く、他にも仕事をしてくれるこちらが優ります。

ターン飛ばしについては相手に影響がない状況なら、効果使用後はこちらが優勢になることが多いです。ドロー枚数やアミュレットの進み方などテンポとしてはお互いに変わりませんが、PPを加速するということは高いPPになるまで進化権を保つことができる可能性が高くなるわけです。つまり、セラフが進化できる可能性が高まるので有利になりやすいと言えます。

PPが増えても準備が必要なデッキに関しては、思いの外、相手の手助けをしている感じもしませんね。例えば『リントブルム』や『ギガントキマイラ』なんかは効果を使うための準備が整っていない限り、PPが十分でも意味がありませんね。

逆に『アーカスネクロ』はPPさえ達してしまえば、コンボが始動できます。相手の進化権をPP7以上で温存させるのは危険ですね。

 

有利に進めるためのカード

上記の3種類以外は、ゲームを有利に進めるためのカードとなります。つまりメタビートですね。

 

星導の天球儀

除去や展開をアミュレットに任せることにしたため採用しました。

 

詠唱:翼の砂時計

基本は3コストで3点の突進を飛ばす方法で使います。8ターン目のセラフに進化を切りたいため突進持ちはありがたいです。8ターン目にガルラの弾として置くこともできるなど使い勝手が良いです。

 

宝石の巫女

セラフを引くためのドローカードと、回復できるカードを手に入れることができるため採用です。現環境では、ヴァンパイアに始まるバーストダメージで決めるデッキや、疾走など削りきるプランを考えながら回すデッキが流行っているため回復カードの重要性は高いと言えます。これらもガルラの弾にできますね。

 

ユニコーンナイト

新カードです。召喚時チョイスで、3コストフォロワーに4ダメージスペル、6コスト5/5ファンファーレでリーダーかフォロワーを3回復するカードを加えます。ライフを維持しながら盤面を制圧するというコンセプトにマッチしてますね。

 

漆黒の法典

どの環境でも強いですね。強力なラストワード持ちが多い昨今では特に優先度は高いです。

 

愚神礼賛

除去とドローを兼ね備えたアミュレットです。除去としても展開を遅らせる札としても使えるためコンセプトに合っています。

 

希望を導く聖乙女・ジャンヌ

基本的にはエンハンス7で全体3ダメージとして使います。セラフを召喚する前のターンに盤面が掃除できます。しかし、現環境では6,7ターン目に大量展開するアーサーのようなカードがあまり見られないため2枚に落としても良いかもしれません。

 

鉄槌の僧侶

法典と同様、消滅が環境で強いことや後攻時に展開を捲くるために採用しています。

 

七宝石の姫・レ・フィーエ

回復マシーンとして置けたら置くスタイルをとろうと採用しました。効果は重複しないため1枚の採用です。守護持ちというのも上手く使えばリーサル回避に貢献します。

 

大修道女

アドバンテージを取るカードではありませんが、耐えることが勝ちに繋がるために採用です。ユニコーンナイトからユニコーン(6コスト5/5 3回復)を獲得することもできるため、この枠には別のカードの採用も考えています。 

 

テミスの粛清

フォロワー全消滅とわかりやすい強さを持っています。こちらの展開が疎かになるというデメリットもこのデッキでは気になりません。むしろ、フォロワーのラピスを自ら消滅させることで『封じられし熾天使』を展開することも可能です。

 

 

得意なデッキ・苦手なデッキ

デッキの性質上、コントロール系のデッキには強いです。アグロやら、高いバーストダメージで戦うデッキは逆に弱いです。2018年10月環境においては『ヴァンパイア』『ギガントキマイラウィッチ』『侮蔑ドラゴン』あたりでしょうか。

ヴァンパイアは特に苦手ですね。シェアトップですので、これを聞くと使う気が失せますねw相手の自傷回数をしっかり覚え、計画的に回復しながら戦わなければならないので難しいですね。

ギガキマは逆に、この中ではマシな方です。アミュレットを並べ、手札入れ替えを主体に回していきます。後攻を取ってもセラフを置くタイミングがあり、進化置きで体力が8であるため、しっかり回復していれば28点のギガントキマイラでないと倒されません。

ドラゴンの場合は、基本はコントロールと同じように立ち回ります。あまりにシェアが伸びた場合は安息の領域を採用することも視野に入りますかね。しっかり疾走の打点を覚えておき、体力を保つことが必要です。

 

 

おわりに

今回は懐かしいネーミングのカードが盛り沢山の『セラフビショップ』の紹介でした。MPもリセットされ、新たな気持ちでこのデッキを使い始めたわけですが幸先は良いようです。変身やアミュレット消滅カードって結構存在するので、メタられはじめるとつらいデッキではありますね。

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ヴァンパイアが流行っている現環境でもう一つ上手くいっているデッキがあるため、いずれ記事にしていくつもりです。

それでは。

【遊戯王】サモンソーサレスが禁止カードに!リンク展開の行く末は?

こんにちは。

自称大学生ということで、夏休みは大学生らしく免許を取りに行っていたため更新が少なくなりました。昨日は改定情報が出たため急遽更新しましたが、今回の改定内容での目玉は『サモンソーサレス禁止化』と『テンペスト復活』ですので、今回は主にリンク展開デッキについて考えていきます。

 

サモンソーサレスとは

今更ですが、サモンソーサレスの役割について今一度おさらいをしましょう。簡単にするとリンク先にいるモンスターを指定し、そのモンスターと同じ種族のモンスターを効果無効でデッキから特殊召喚するリンク3のカードです。召喚条件としてはトークン以外の同じ種族のモンスター2体以上であるため、テーマデッキでは召喚しやすいというのは誰でも察しがつくところではあります。効果そのものもテーマのカードをデッキから呼び出せる、強力な効果である点もわかりやすいですね。

 

このカードの問題点

このカードはテーマカードが揃っていなくても簡単に召喚できましたよね。

例えば、

『グローアップバルブ』召喚
『バルブ』を使って『リンクリボー』をリンク召喚
墓地のバルブ効果で、蘇生
『バルブ』+『リンクリボー』で『ハリファイバー』をリンク召喚
『ハリファイバー』効果でデッキからチューナーモンスター『幻獣機オライオン』を特殊召喚

この時点で、機械族リンク2のハリファイバーと、機械族のオライオンが揃いましたので『サモンソーサレス』の召喚条件を満たしています。ここまでに消費したカードは『グローアップバルブ』1枚です。

さらに、サモンソーサレスを召喚する際に『オライオン』の効果で機械族のトークンが生成されますので、サモンソーサレスのリンク先に召喚すれば効果の発動条件まで満たせます。

大会環境でよく見るデッキとしては『ABC』に始まる『ユニオン』デッキが機械族テーマですので、このコンボの恩恵を受けていました。

 

これだけでも十分強いのですが、リンク3である故に『ファイアウォールドラゴン』『トポロジックガンプラードラゴン』『トロイメアグリフォン』といった強力なリンク4モンスターに簡単に繋ぐことができる他、サモンソーサレス特殊召喚したカードも墓地起動であれば使えるため、更なるアドバンテージが見込めます。

 

リンク展開デッキでの役割

先行エクストラリンクを狙うなど、リンク召喚に特化したデッキが大会環境では良く見られました。

『ユニオン』『剛鬼HERO』『グッドスタッフリンク』『SPYRAL』といったデッキ群でしょうか。これらのデッキでは、呼び出したカードの効果が無効化されるというサモンソーサレスのデメリットを上手く回避しつつ、展開の要であるファイアウォールドラゴンに繋ぐという仕事をしていました。

ユニオンでは各『ABC』モンスター、剛鬼では剛鬼モンスター、などが墓地に送られるとサーチやサルベージを行います。

リンク4につなぐ展開としては、以前の改定で準制限となった『SRベイゴマックス』から『ケルビーニ』を召喚し『ダンディライオン』を落とすコンボが存在するため、単純にリンク数を稼ぐという意味合いでサモンソーサレスを利用していた場合には、デッキ構築を工夫することで、穴を埋めることができるでしょう。

 

テーマデッキでの役割

サモンソーサレス禁止化において複雑な気分になる理由は、テーマデッキにおいてパーツを揃えるという役割も担っていたことにあります。

これまで、たらればであるが故にコンボが決まらず弱いと言われていたテーマが、このカード一枚で救済され、そこそこに強くなっていたわけです。

環境で暴れていたテーマ群もそこそこにダメージを受けたものの、パーツを揃えるために利用していた環境外テーマ群の方がダメージが大きいというのは遊戯王あるあるですよね。

 

これからのリンク展開

これまでリンク展開デッキというと、基本的にはサモンソーサレスが使われていたわけですから、こういった記事や動画で紹介されていたルートの大半が使えないものと化してしまったわけです。

サモンソーサレス禁止化により、今持っているデッキを捨て、新しいデッキを組むべきか悩んでいる方は、どんな役割としてサモンソーサレスを使っていたかを再確認し、代用案を一度考えてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、リンク展開デッキ群として『雪花水精鱗』は個人的にアリだと考えています。

汎用性の高いリンク展開においてデッキの中にいて欲しいカードが何枚かある場合があります。要は素引きしたくないカードを採用するということです。

それらを『雪花の光』でデッキに戻せるというのは他のデッキには無い強みであり、様々な出張パーツを柔軟に取り入れることを可能とします。

実際、これまで強いとされていた『ディニクアビス』+『龍騎隊』の2枚からトロイメアによるエクストラリンクは、サモンソーサレスが無くても可能です。このことからも『雪花水精鱗』における役割はリンク数の確保という面が色濃く出ていたことがわかります。

 

おわりに

今回はサモンソーサレス禁止化に対しての意見を書いていきました。感想としては、嬉しいような悲しいような本当に複雑ですね。

先月は免許取得のため特に後半は更新が途絶えている状態でしたが、今月はその分更新を頑張りたいですね。主に遊戯王かシャドバについてになりそうですが・・・。

それでは。

【遊戯王】2018年10月施行 リミットレギュレーションについて【制限改定】

こんにちは。

本日、2018年10月より改定される遊戯王のリミットレギュレーションの情報が出てきましたね。カードの値段が大きく動いたり、来月からどんなデッキを組もうか悩んだりと、デュエリストにおける一大イベントである制限改定ですが、どのようにお考えでしょうか。今回は改定を踏まえ、これまで大会でよく見たデッキについてと、復活するデッキについてなるべく客観的に意見を書いていきます。

 

リミットレギュレーション改定内容

禁止
アマゾネスの射手
メガキャノン・ソルジャー
サモン・ソーサレス

制限
Emダメージ・ジャグラー
嵐征竜-テンペスト
トロイメア・ゴブリン
ヒーローアライブ
封印の黄金柩

準制限
オルターガイスト・マルチフェイカ
ブリューナクの影霊衣
彼岸の旅人ダンテ
閃刀機-ウィドウアンカー
閃刀起動-エンゲージ
超融合
隣の芝刈り
真竜皇の復活
破壊輪

 

下線は緩和されたカード

解除
召喚師アレイスター
SPYRAL GEAR-ドローン
D-HERO ディスクガイ
イビリチュア・ガストクラーケ
エルシャドール・ネフィリム
エルシャドール・ミドラーシュ

 

これまでの環境への影響

閃刀姫

前回のホーネットビットに続き、サーチャーであるエンゲージと妨害カードのウィドウアンカーが準制限となりました。テーマが崩壊するほどのダメージではないものの、初動を減らされ先行での優位性が若干落ちました。

 

オルターガイスト

マルチフェイカーの規制により、後攻0ターン目で動ける確立は減ったものの、制圧力の高さは健在でしょう。

 

サンダードラゴン

サーチメタが刺さっていた閃刀姫のシェアと、苦手とするオルターガイストのシェアにより戦いやすさが変わってくるでしょう。黄金櫃が制限となったため、出張させることは難しくなった上、召喚権を使って融合体を出す場面が増える関係で若干妨害にも弱くなりました。

 

剛鬼HERO

アライブの制限化、サモンソーサレスの禁止化により展開ルートの大部分が消えてしまいました。サモンソーサレスを出さずして展開することは可能ですが、ガンプラードラゴンやファイアウォールへ繋げるリンク3でもあったため、どのくらい影響が出るのかは正直わかりません。ファイアウォール、剛鬼再戦等のパワーカードは残っているため、形を変えて環境に顔を出すことになるでしょう。

 

ABC

展開系、先行1キル系はサモンソーサレスの禁止化とバーンカードの禁止化によりほぼ壊滅と言えるのではないでしょうか。また芝刈りの枚数が減ったことで60構築も難しくなるでしょう。これまでの中では比較的規制が軽いオルターガイストは間違いなく環境に残る存在でしょうから、インスペクトボーダーを有効に使えるメタビート型がこれからは活躍できそうです。

 

トリックスター

閃刀出張型でない限りは改定の影響を殆ど受けていないません。その上、環境にとりわけ苦手なデッキが無いため周りのデッキの安定性が落ち相対的に強くなったデッキタイプと言えるでしょう。

 

インフェルノイド

芝刈りの枚数が1枚減ったことにより考え無しに60枚構築にはできなくなるでしょう。構築次第で柔軟に環境に適応していくデッキであるためこれまでと同じ立ち位置となるでしょう。墓地メタを平然とやってのけるテーマ等が現れないことを祈るばかりです。

 

 

改定により緩和されたテーマについて

 

影霊衣

ブリューナクの緩和によりかなり注目されているようで、在庫が減っています。購入したい方はお早めに。大会環境では安くて強いオルターガイストが強力な魔法メタを持っているため不利ではあります。しかし、後攻であってもセンジュマンジュからクララ&ルーシカを作ることで魔法族の里は回避できますし、拮抗勝負との相性も良く、バウンスや効果無効も手数の多さから回避しやすいため、完全に不利という感じでもなさそうです。サンダードラゴンの割合によって戦いやすさが変わるでしょう。

 

彼岸

ダンテが2枚使えるようになったため、墓穴の指名者等で飛ばされて悲しい思いをする可能性が低くなりましたね。ただ、オルターガイストシルキタスによるバウンスがかなり効くため戦いづらいことは確かでしょう。

 

真竜

少しずつ返ってきますね。デッキに入るリリース素材が増えるだけでも戦いやすさに影響が出る上、モンスター除去が増えるのは心強いですね。ダイナマイトKの実質的な強さも向上するため、地味なようでそれなりに強さに影響を与える緩和と言えるでしょう。

 

SPYRAL

ドローンが解除されたもののサモンソーサレスを失いました。これは釣り合った交換なんでしょうかねw

 

Em

ダメージジャクラー自体手札でも腐りにくいため、墓地を利用するデッキでハットトリッカーやトリッククラウンと相性の良いデッキにおいては出張する余地があります。

 

嵐征竜テンペストについて

ハーピィやドラグニティとは相性が良いためまず採用されるでしょう。ただ、環境では風属性自体そこまで多く存在しないため環境で姿を見る機会は少ないかもしれません。転売向きではないので、モラル的にも使う分だけ購入しましょう。

 

終わりに

以上のように各デッキについて考えてみると、オルターガイストの強さが目立つような気がします。拮抗勝負はオルターガイストが使っても強いカードですので3枚揃えておきたいですね。