こんにちは。
毎年春になると、カードサプライの記事を書いている気がします。
ここのところは専ら遊戯王でしたが、今年はシャドウバースです。カードの種類が違うと、カード大きさが変わってくるため、今までとは少し違うお話ができるかもしれません。
これまでの遊戯王はJPサイズといい、シャドウバースを含む多くのカードよりも一回り小さいものでした。逆にスタンダードサイズは遊戯王に比べて一回り大きいと言えまして、これがカードの取り回しという面で若干ながら変化をもたらします。
スタンダードサイズはシンプルに
これまでのJPサイズでは、スリーブを3重4重と重ねていってもそこまでカードの大きさが気になることはありませんでした。むしろ、重ねることでちょうどいい大きさ厚さを実現していたとも言えます。
↑4重スリーブの例(インナー+公式+アウター+アウター)
アウタースリーブがほどよく薄い上、インナースリーブの存在と相まってカードの硬さも出すことができます。40枚揃っても7cmを超えないため、シャッフルするときに持ち辛さを感じることもありません。
ただ、これがスタンダードサイズになると話が変わってきます。1枚1枚のカードの大きさの変化は大したことないのですが、スリーブを重ねていくと、40枚揃うと、かなり気になるレベルになっていきます。
そこで、スタンダードサイズはなるべくシンプルにスリーブ構成しようというわけです。
インナー(FunDeal アルミインナースリーブ)
ドラゴンシールド(スタンダードサイズ)
この2重です。
やはり、KMC、UrtraPro、UltimateGardといった無地+エンボス加工のスリーブは、取り回しの面で最強です。
とはいえ、今回シャドウバースエボルヴの公式スリーブも中々魅力的です。どうしても絵のついたスリーブを使う場合には、スリーブの保護としてアウターを付けたくなります。
そんなときは、インナーをつけず、公式とこのハリケーンスリーブを使うのがおすすめです。
まず、ソフトタイプであることがポイントですね。デッキの厚みをおさえることができます。また、この大きさですと、横はかなりぴっちり(気を付けないと入れる際にカードが曲がるレベル)ですが、縦には目に見えて余るほどの余裕があります。すると、中のスリーブがズレにくく、その上縦幅の余裕があるため、スリーブそのものが出てくるストレスがありません。
意外と、横幅に余裕があったり、逆に縦幅がピッタリすぎると、プレイしている間にだんだんスリーブが飛び出してきて、それを直すのって結構ストレスなんですよね。
インナースリーブについて
無地スリーブとキャラクタースリーブとで、インナーを使ったり使わなかったりしましたが、本来、このカードにおいてインナースリーブは向かない気がします。理由は、カードの質にあります。このカード、台紙となる厚紙自体はそこそこ分厚いのですが、表層が欠けやすいんですよね。インナースリーブの縁とカードの縁とがこすれるとあっという間に欠けます。レアカードについてはもう一枚ビニールのような加工が施されているのか、ノーマルよりは欠けづらい印象ですが注意が必要です。
もうひとつ、カード自体は台紙の厚さで硬さがあるので、遊戯王のようにインナーをつけなくても1重のスリーブで十分、カードが折れたり、自然に反ったりするのは防ぐことができます。
これらの点から、公式スリーブ等のキャラクタースリーブを使う際にはインナーは必要ないという立場を取るわけですが、今回、無地スリーブとして使っているドラゴンシールドは裏面が透けやすいため、アルミインナースリーブを使うことで透け防止の効果を狙っています。
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無地スリーブの特性について
裏面にエンボス加工が施された、シンプルな無地のカラースリーブは、いくつかの会社から考案されており、それぞれ特徴があります。
各社のスリーブの違いだけでも、ちゃんと書けば一つの記事になるネタですが、今回はドラゴンシールドを選んでいる理由に焦点を当てて簡単にまとめてみます。
比較するスリーブ
- KMC
- UrtraPro
- KATANA(UltimateGuard)
- Eclipse(UrtraPro上位モデル)
- DragonShirld
価格順(100枚あたり)
KMC(5~600円) < UrtraPro<<ECLIPSE = KATANA ≦ DragonShirld(1600円)
エンボスの粗さ(粗(ザラザラ)←・→細(サラサラ))
KMCーUrtraProーDragonShirldーECLIPSEーKATANA
その他の違い
- ECLIPSEとKATANAはカードが入る面が黒い(理論上透けない)
- UrtraProとDragonShirldはスリーブと同じ色で明るい色の場合は透けることがある
- DragonShirldは横幅が若干狭く、縦幅が若干長い
以上の特徴から、私に一番合ったのがDragonShirldだったということで使っています
例えば、ファローシャッフル(横入れ)等をスムーズに行うのであれば、エンボスの目は細かい方が良いので、KATANAがオススメとなります。ただ、滑りすぎてデッキが崩壊することもあったり・・・
価格と買いやすさで選ぶならKMC一択ですが、色味が良くも悪くも普通過ぎて・・・
と、右往左往した結果、絶妙な大きさや色合いを持ったDragonShirldに落ち着きました。なんというか特徴らしい特徴はサイズ感くらいですが、尖っていない部分を気に入りました。透けるデメリットもインナーで解決できます。
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カードケースについて
ケースは、1デッキで色々持ち運びたい大会仕様か、たくさんのデッキを持ち運ぶフリー仕様かで異なりますが、大会仕様なら100枚サイズがおすすめです。
(左:UrtraPro 右:UltimateGuard)
UltimateGuard社の方が高級感があり、価格としてもUrtraProの3倍くらいしますが、しっかりした作り故、内寸が若干小さくなるようです。
今回は、この一つのケースの中に
- 40枚デッキ
- トークン
- エボルヴデッキ10枚
- リーダーカード
- ステータス計算用のダイス
これら全部を入れてしまおうとしています。大会仕様ということで、デッキと必要なサプライを一か所にすることで席移動を楽にしようという狙いがあります。
今回エルフデッキを選んだのには理由があって、現時点で最も多くのトークンを用意する必要のあるデッキというところです。
上の写真を見る感じでは、ドラゴン等のトークンの少ないデッキではどちらのケースでも大丈夫そうですね。
このようにコンパクトな形に収められるのも、デッキの厚みをおさえたスリーブ構成だからこそですね。
メイン+エボルヴくらいなら60枚サイズ、いわゆる普通のデッキサイズのケースで十分おさまります。
シャドバやるならダイスはおすすめ
最後に、おまけとなります。既に利用している方は多くいらっしゃるかと思いますが、ダイス非常におすすめです。
(↑2ターン目に、エンシェントエルフを召喚して収穫祭を手札に戻した)
このように、数字が刻印されたダイスだと、お互いにパット見で現状のステータスがわかります。青と赤で色分けしている部分もポイントです。
このゲームは遊戯王やデュエマと違って、戦闘後に生き残ると、体力が減ります。攻撃力も目まぐるしく変動するため、やはりマーカーが欲しくなるのですが、正直ストラクチャーに入っている紙のカウンターは使いやすいとは言えません。このあたりはポケカ勢の皆様であれば、頷いていただけるところでしょう。
6面だけでなく10面ダイスなども混ざったアソートを購入すると、オーレリアの6/8のようなステータスも表現できますね。
おわりに
今回はスタンダードサイズのカードサプライについて、まとめてみました。
koskosshadowverse.hatenadiary.jp
過去には以上のような記事も書いておりますが、定期的に自分の中の考えに変化があったりでまとめたくなるテーマなんですよね。
サプライを語りだすときは、決まって大会モチベも高いので、スケジュール調整を頑張りたいところです。
それでは。