こんにちは。
カードサプライについてはたびたび記事にしますが、今回はカードの整理についてのお話です。
以前にも『カードの収納について』ということで、テーマカードを中心になるべくラフに仕分けていく方法を提案しました。あの記事から10か月が経過したわけですが、最近の整理で更に使いやすい収納法にグレードアップしたため、記事にしていきます。
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カードの整理?
トレーディングカードで遊んでいる誰しもが、一度は考えるテーマではないでしょうか。
大きな箱の中へ無作為に入れられたカードの山を目の前にどうしたものかとため息をついたり、目的のカードが見つからず時間を浪費してしまうことに悩んでいる方も多いことでしょう。
このような悩みを解決すべく、プレーヤー視点を大切にして整理術のお話をしていきます。
プレーヤー視点とは
一口にカードゲームプレーヤーといっても、その在り方は様々です。まずは私がどのようなプレーヤーなのかを簡単にまとめておきます。以下の項目に当てはまる人ほど、今回の収納法を便利に使っていけそうです。
- 所持デッキが外へ持ち運ぶ量を超えている
- デッキの調整としてカードの入れ替えが頻繁に起こる
- 複数デッキで使用するため同名カードが5,6枚、またはそれ以上必要になることがある
- 綺麗に整頓したい気持ちはあるものの気が付くとカードが雑に広がっていることがある
一番上の項目は、大量にカードを所持しているイメージを持つかもしれませんが、1度に持ち運ぶデッキを2つまでとしているプレーヤーは3つ以上のデッキを所持している場合にも当てはまります。
大会に出るときのデッキと仲間内で楽しむときのデッキとを所持するプレーヤーには、上から3つは大体の人に当てはまりそうですね。
これまでの方法においての問題点
上にリンクを貼った以前の記事では、テーマ毎に小袋を使って収納する方法を推していました。1月に紹介してから10月となり、リミットレギュレーションは3回変わりました。当然、環境も変化するため新たに作るテーマや崩すテーマがあり所持デッキそのものにも入れ替わりが起こります。その過程で、カテゴリのカード以外にもよく使われる、例えばオルフェゴールにおける「終末の騎士」のようなカードも一緒にしていました。
すると、別のデッキで終末の騎士を必要としたときに、ぱっと見で見つからないため改めて購入することになるんですね。終末の騎士くらいなら痛手にはなりませんが、地味に値段のするカードはやはり無駄な購入は避けたいところです。
また、所持するカテゴリーが多くなると、結局探すのに手間がかかってしまう点もイマイチでした。
改善するにあたって参考にしたもの
カードがたくさんあるにも関わらず、目的のものが見つけられる、もしくは存在するのかどうか知ることができる・・・。私としてはこんな状態が望ましいわけですが、コレが身近なところにあったのです。
・・・お察しの通りカードショップですね。
お店によって色々ですが、特にノーマルカードが見つけやすいお店の特徴について考えてみました。
テーマではなく50音順
デッキを作るときに、
- テーマの小袋を探す
- 非テーマの束から必要なカードを探す
- 仮組して回してみる
- 要らないカードをテーマの袋や非テーマの束に戻す
とやっていると、結局色々と面倒になって整理できていないカードの束が生まれます。やがてそれは大きくなり、所持カードの把握を阻害するのです・・・。
↑よくわからない束の例
デッキ以外のカードは一か所にすべきでした。私の場合はレアカードもスリーブをかけることで保護しながら、ノーマルと同じように収納することにしました。
これは「あ行」のユニットで、仕切りにより前から、あいうえおで始まる「モンスター」「魔法」「罠」となっています。同じように、「か行」~「わ行」までのユニットを作って収納していくわけです。この入れ物は、以前の記事でも利用していたものでダイソーにて購入できます。
入れ物の大きさが固定されているため、カードの増減に対応するのが大変そうですが、そこは所持枚数と相談しましょう。
例えば、このユニット一つに1種類のみを収納し、3つで「あ行」とするとこの3倍収納することができます。
同じ横幅で奥行きが2/3となったケースも存在するため、これらと組み合わせることで各々の収納スペースやカードの量に対応していけそうです。
テーマカードだろうが汎用だろうが全てこのユニットに仕分けるため、カードの見落としなどが減り、デッキ構築も楽になりました。
逆に戻すときも、名前とカードの種類で住所が確定するため非常に楽です。
デメリットを挙げるすれば、1ユニット110円であるため、ちりも積もればなんとやらです。
もっとかっこよく収納したい
収納アイテムとして便利なカードトレイが存在します。
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実際に使用してみた例がこちらです。
右半分で、9ブロックを使用して50音順のソートで収納してみました。
大きさとしては、横幅53cm、奥行き33cmと少し大きいです。カラーボックスなどでは収納が難しいのですが、小さめのものも存在します。
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奥行きは変わりませんが、横幅は2/3と少しで済みそうですね。
合体もできるので小回りも利きそうです。
ちなみに、1ブロックの大きさですが、キャラスリガード付きのカードでも横幅はぎりぎりで入りました。厚みはスリーブなしカードで120枚ほどです。
私は所持デッキが、持ち運べる量を超えていることもあり、デッキ収納用に使うことにしました。スリーブ構成は「インナー」「公式」「ハリケーン」「カルト」の4重構成ですが、ぴったり収まっています。
ここから使うデッキを選び、ストレージやデッキケースに入れ持ち運ぶわけです。スリーブを統一して汎用カードを使いまわしている方にもオススメですね。
色々な分け方
遊戯王には属性や種族が存在するため、それで分けるのも良いでしょう。ただ、種族の場合は25、属性だと基本6となり、魔法罠と一緒にできません。50音ならカードの種類を超えて共通している要素であり、10種類でわけるとそれぞれのユニットの枚数がちょうどよくなると感じました。
ちなみに、「や行」と「わ行」は少なくなるため私は一緒にしてしまいました。合わせても「わ・や・ゆ・よ」ですからね。
おわりに
この方法にたどり着く前にはファイルを利用した収納も試していました。
カードショップではファイルからノーマルカードを購入するタイプも存在しますからね。
しっかり管理できれば、同名カードの枚数をすぐにチェックできる点で優れています。
ただ、この方法だとデッキに入れるために取り出すときも、使わなくなって収納するときも同名カードを探す必要があったり、ジャンクシンクロンが入ったポケットが2か所に見られることがあったりと面倒な部分を抱えています。
最終的に無秩序なカードの束で溢れさせないために、ソートはざっくりに妥協して、取り出しやすい、収納しやすいを追い求め、この方法にたどり着きました。
この記事から10か月後も同じ方法で収納しているかはわかりませんが、また改善出来る点がまとまったら記事にしていくつもりです。
それでは。