自称大学生のゲーム雑記

最近はまっているゲームについて緩く書いていく プレイまでユルイのはご愛嬌

【遊戯王】ゲートボールを研究 その9【BF】

こんにちは。

カードを整理していると、ゲートボール用デッキケースからまだ紹介していなかったデッキが出てきたので忘れないうちに記事にしておきます。

正直、ゲームメイクや採用理由など忘れかけているのですが、ブラックフェザーのミラーは、シンクロ時代を生きたデュエリストには堪らないほど懐かしい展開になりますのでオススメです。

 

 

デッキレシピ

モンスター

3:BF-蒼炎のシュラ
3:BF-黒槍のブラスト
3:BF-極北のブリザード
3:BF-暁のシロッコ
1:BF-大旆のヴァーユ
1:BF-月影のカルート
1:BF-疾風のゲイル
2:魔導戦士ブレイカ
2:D.D.クロウ
1:ダークアームドドラゴン
1:冥府の使者ゴーズ

 

魔法

2:強欲で謙虚な壺
2:サイクロン
1:ハリケーン
1:黒い旋風
1:死者蘇生
1:月の書
1:精神操作
1:闇の誘惑

 

2:強制脱出装置
2:奈落の落とし穴
2:神の警告
1:神の宣告
1:ゴッドバードアタック
1:聖なるバリアーミラーフォースー
1:激流葬

 

エクストラ

(各一枚ずつ)

A・O・Jカタストル
マジカルアンドロイド
TG ハイパーライブラリアン
大地の騎士ガイアナイト
氷結界の龍 ブリューナク(エラッタ前)
BF-アームズウィング
BF-アーマードウィング
ブラック・ローズ・ドラゴン
ギガンテック・ファイター
スターダスト・ドラゴン
レッド・デーモンズ・ドラゴン
メンタルスフィア・デーモン
スクラップ・ドラゴン
BF-孤高のシルバーウィンド
氷結界の龍 トリシューラ

 

当時の環境について

採用した禁止制限リストは11年3月のもので、3月1日時点でのカードプールに制限しています。

制限カード

カルート、ゲイル、ダークアームド、ゴーズ、黒い旋風、ハリケーン、死者蘇生、月の書、精神操作、闇の誘惑、神の宣告、ゴッドバードアタック、ミラーフォース、激流葬、ブリューナク、トリシューラ

準制限カード

サイクロン、奈落の落とし穴、神の警告

禁止カード

ゴヨウガーディアン、ダークダイブボンバー

 

ゲームメイク

これまで紹介したゲートボールデッキとの違いは、効果モンスターのバリエーションです。04環境では相手の盤面に触りにいくカード、HEROは基本バニラ、剣闘獣では戦闘を介して、征竜はエクストラモンスターによる盤面干渉及び耐性、のようにそれぞれのデッキは共通性を持っていました。

ところがBFミラーでは、シュラはデッキから展開補助、ブラストはダメージ、ブリザードはサルベージ、シロッコ、ゲイル、カルートは戦闘補助、といった様々なタイプの効果を持っています。

それゆえに、罠を多めに揃えています。展開力と安定性を持ち合わせていますが、対戦相手もまた、厚い妨害を構えているため、どのように罠を踏んでいくか計画して展開する必要があります。

また、この禁止制限を採用した理由としては、ほどよくパワーカードが規制されているためです。考えなしに展開をしていくと、ジリ貧になってしまいます。

一見先行が有利ですが、アドバンテージの源となり得る「シュラ」は相手にモンスターがいないと、真価を発揮できないため一概にそうとも言えません。その代わり、先に罠を伏せることができます。黒い旋風に関しては安全に通せますが、BF戦においてBFを展開することは、「シロッコ」による攻撃力吸収のリスクを負うため、悪手になる可能性を孕んでいます。

ゴッドバードアタックを先行で伏せる⇒相手ターンに回る⇒自分のターンにシュラを召喚する、という流れが先行ではとても強い動きとなります。自分のシュラ召喚成功時に、カウンター以外の罠を当てられ場合、チェーンでゴッドバードアタックを打つことによって2:3交換によるアドバンテージが確定するためです。しかし、この戦いにおいてゴッドバードアタックは制限カードであるため、この動きをされても以降は発動されないという認識で動くことができます。初手に握る確立も絞られているはずです。

 

採用理由とプレイング

シュラ

攻撃により相手モンスターを破壊すると、攻撃力1500以下のBFをデッキから効果無効で特殊召喚します。ゲームメイクの中心となっているカードの1つです。

このカードで★5若しくは★7シンクロに繋がる他、攻撃表示で召喚できるため、最大1400の火力増強ができます。黒い旋風と共に使うことで、シロッコ以外のBFをサーチできます。

対策としては、不用意に攻撃対象を用意しないことが挙げられます。

 

シロッコ

相手フィールドにのみモンスターがいる状態でリリースなしで通常召喚できる★52000打点です。自分のBFを対象に、フィールドのBFの攻撃力の合計分打点を上げる効果を持っています。勿論相手のBFもその合計に含まれるため、BFカードでありBFメタカードでもある面白いカードです。カルートを用いても打点をひっくり返すことができないため、自分だけ気持ちよく展開していると酷い目にあう可能性があります。弱点としては、召喚権を使うところですので、奈落などの罠を効果的に当てることができます。

 

ブラスト

自分フィールドにBFがいると手札から特殊召喚できる貫通持ちの1700打点です。シュラに勝てないため、とりあえず召喚はやめておいた方が良いです。展開補助としては優秀です。また、シロッコと合わせて守備表示モンスターを攻撃すると、かなりのダメージを入れることができる可能性があります。

 

 

カルート

BFが戦闘を行うダメージ計算前に手札から捨てて1400打点を増強するカウンターカードです。制限カードであるため良く考えて発動する必要があります。相手モンスターの攻撃力を含めて集約したシロッコの攻撃力は、超えることができない点に注意です。

 

ゲイル

裁定が非常に面倒くさいことで有名な1枚ですが、このミラー戦においては効果を読んだままに処理すれば問題ありません。ブラストと同じように、BFがいれば手札から特殊召喚可能で、相手モンスターの攻守を半分にする能力を持っています。またチューナーです。

効果やステータスが非常に優秀ですがこれも制限カードです。折角半分にしてもカルートで返されてしまう可能性もあるため、1400+した値まで考慮に入れましょう。

 

リザード

墓地からBFを吊り上げるレベル2チューナーです。単体では★6がメインで、カルートを吊り上げれば★5シンクロを召喚できます。

簡単にシンクロに繋げられるカードですが、召喚権を裂くため罠による妨害には弱いです。墓地から吊り上げられたモンスターは守備表示ですが効果は無効にならないため、ゲイルなら効果を発揮することができます。

 

ヴァーユ

シンクロ素材にできない★1チューナーです。墓地シンクロという概念を生み出したカードですが、墓地からこのカードと他の墓地のBF1体と一緒に除外することで、合計レベルのBFシンクロが効果無効で出せます。召喚権を使わずに打点の高いカードが出せます。シュラの効果で、ヴァーユ自身の効果が無効化されている場合はフィールドでもシンクロ素材にすることができます。

 

ブレイカ

魔法罠で戦うこのデッキでは重要な役割を担います。 

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 ブレイカーについては、この記事で簡単に触れています。

 

D.Dクロウ

リザードの効果や蘇生に当てるのが主な使い方です。好きなタイミングで墓地の闇の枚数を調整することができます。

 

ダムド

墓地の闇が3体ピッタリの時に手札から特殊召喚される、0:3交換を可能にする超絶爆アドカードです。自分、相手の墓地の闇の枚数には常に気をつけましょう。

 

ゴーズ

伏せカードが多いゲームですので、使うのが少し難しいカードです。アドバンテージは戦闘をメインに得るゲームですので、カウンターとしては強い部類です。攻撃力の低い順に攻撃するという原則を忘れてはいけません。

 

強欲で謙虚な壺 闇の誘惑

ドローソースです。

 

黒い旋風

BF召喚時に、そのBFの攻撃力未満のBFをサーチする永続魔法です。置いておくほどアドバンテージを生み出すので、優先して破壊したいところです。

 

蘇生

単純なパワーカードなので、採用を考えましたが、D.Dクロウの存在により解答が存在するため採用しました。

 

月の書

シンクロ召喚は素材が表側表示でなければいけないため、裏側にすることで予め、シンクロ召喚を防ぐことができます。ブラックローズなんかは、召喚に成功した時点でフィールド全破壊の能力が働くため警戒する必要があります。

また、ブラストの攻撃対象を作ることも可能です。その他、柔軟に使うことができます。

 

サイクロン

単純に伏せ除去としても使えますが、黒い旋風をもっとも簡単に割る手段でもあります。2枚採用されていることを念頭においてプレイしましょう。

 

精神操作

シンクロモンスターが採用されているため、奪ってシンクロ素材にするなど、丁度この禁止制限の頃から有用性が認められたカードです。

 

強制脱出装置

シンクロモンスターへの解答になります。

 

奈落の落とし穴

BFモンスターに当てることで、相手の墓地の闇の枚数に関する計算を狂わせたり、蘇生を防止することができます。スターダストドラゴンに弱い点で注意が必要です。

 

神 カウンター罠

無効にできる範囲が幅広いため、打った者勝ちになりそうですが、ライフを失うとシロッコなどによる打点パンプが脅威になります。ライフレースで圧迫することで、持っていても発動を留めることができるかもしれません。

 

ミラーフォース 激流葬

2枚の全体除去が採用されているため、失うリスクをしっかり計算する必要があります。

 

ゴッドバードアタック

自身もしくはBFに対する破壊効果にチェーンで、2:3交換が決まってしまいます。フリーチェーンであるため非常に対策し難いカードです。制限カードであるため、状況によっては割り切るものとして扱うのも一つの手です。

 

シンクロについて

正直、エクストラについてはあまり練れていません。

よく使うカードが限られていることや、この時期のシンクロモンスターに絞ると15枠フルに使う必要性がそこまで無いことが原因です。

カタストル
ライブラリアン
ブリューナク
ブラックローズ
スクドラ
スターダスト
トリシューラ
BFシンクロ

このあたりのカードは、相手に罠を使わせる理由になったり、メタを張れたり、ゲームを動かす上での重要性を見出すことができます。

 

対戦してみて

個人的にゲームバランスがとれたデッキでしたので、そこまで理不尽さも無く遊んでいて非常に楽しいです。使うシンクロモンスターがまた懐かしい面々ですので、そういえばこんな遊戯王があったななんて考えながらデュエルしてます。

割合に2枚以上破壊する効果が簡単に発動するのでスターライトロード採用していたこともありましたが、召喚されるスターダストドラゴンを含め、もともと有利な方が持っていると反撃の芽を摘むには強すぎる印象で、調整をしました。

また、メインのブラックフェザーカードを3枚ずつにした構成も試しましたが、ゴトバの安定性や旋風複数張りなどが原因で先行の優位性が目立ちました。

以前紹介した剣闘獣は、調整にかなり手間がかかりましたが、あちらに比べエクストラカードにアクセスしやすいため楽でした。エクストラを合わせればある程度のパワーバランスが保てるんですね。

 

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終わりに

今回はブラックフェザーミラーのゲートボールについてまとめました。BFというと最近、新規カードが登場し、10期環境でもある程度戦えるようになりましたが、7期を思い出す懐かしきBFも、それはそれで楽しさがあります。エクストラ含め二つ分でも2000円強で組める安価なデッキですので、この記事を読んでいる皆さんも組んでみては如何でしょうか。

それでは。