こんにちは。
8月になったかと思えば、あっという間にお盆到来です。自称大学生ですから、試験やらバイトやらで色々忙しくしていたわけで、18日も期間があいてしまいました。
さて、この「ゲートボールを研究」シリーズですが、自分が今までに製作してきた全てのデッキを紹介してきたので、このあたりで、1度まとめていきます。
ゲートボールを研究とは
ゲートボールは、遊戯王の遊び方の一つで、リミットレギュレーションやデッキ構成を固定して遊びます。遊戯王において、一般的に遊ばれているのは現行リミットレギュレーションにおける構築戦となりますが、それとは一味違った楽しみ方となります。
04環境と呼ばれる、2004年に良く使われていたカードを集めたスタンダートデッキのミラーマッチを用いた遊び方が一部で流行ったのをきっかけに、別のカードプールでも同じように遊べないかと考えたのが、この研究の動機となります。
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ゲートボールに向いている条件
これまでに研究してきたデッキタイプ
04環境
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デッキレシピは、私が考えたものではないため、プレイング等の考察になります。
HEROビート
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基本となる「アナザーネオス」を如何にして利用するかが鍵となる戦いとなります。切り札として「ミラクルフュージョン」、伏せカード対策としての「サイクロン」「エアーマン」「ブレイカー」 、戦闘補助の「オネスト」「女戦士」、デッキを回転させる「強欲で謙虚な壺」など、様々な役割のカードが少しずつ採用されているためカードの使いどころも考えさせられます。罠が好きな方にはかなり面白いゲームとなるでしょう。
征竜
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征竜をあらゆる方法でデッキから引っ張り出し、「打点として」「シンクロ素材として」「エクシーズ素材として」「展開補助」「サーチ」「除去」と状況に応じた利用をしていくゲームです。慣れるまでに時間はかかるものの、プレイの選択肢がかなり多いため、頭を使うパズル的な遊戯王を楽しむことが出来ます。
剣闘獣
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ビート要因と多くの妨害カードを持つデッキで、見かけは理想に近い形なのですが、少々扱いにくいテーマでした。
剣闘獣はそのデッキの性質上、有利な方が有利であり続けるため、試合展開をひっくり返すのに多くの消費を強いられます。結果として、一方的な試合展開となるか、泥試合になるかの2択となりやすいです。 上記の記事のデッキから改良を加えるならば、相手の力を利用して有利になるコントロール奪取系のカードを加えるなど、手段はありそうですが、同じビートダウンなら「HEROビート」が面白さで優るという印象を受けました。
BF
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基本的にはビートダウンですが、シンクロ召喚黎明期のデッキであるため、リスクを背負ってシンクロ召喚をする選択肢が生まれました。その点で「04」や「HERO」と差別化できており、シンクロやエクシーズを前提とする「征竜」に比べると、シンクロに妨害が当てられた時の損害が大きいため、あくまで選択肢の一つに留まっています。
デッキタイプ
お話を読んでいて、はじめから結論がわかってしまっては面白くないのと同様に、最後まで展開のわからない試合ができるデッキタイプがこれには向いています。
ワンキルデッキや、一方的に回して盤面を制圧するようなデッキは向いておらず、逆に攻め方にバリエーションを持たせつつ、攻め方ひとつひとつに対して解答を用意できるようなデッキが向いているといえます。
1枚で多くの役割が担えるカードを中心として、もしくは1枚から様々な役割のカードをサーチできるギミックはこれに抜擢です。豊富なドローソースも、デッキトップ運任せになるリスクを抑えてくれます。
デッキ内容
妨害カードの割合が重要になります。リソースを超えるような割合にしてしまうと、試合がもつれた結果、引き勝負になってしまいます。デッキ回転率を守るため、マストカウンターを見極める楽しさを残すためには、罠などの相手の動きに合わせて発動できる妨害カードはデッキの1/4ほどに抑えておくと良いでしょう。あまり少なすぎても、一方的な試合展開になるためこの割合は難しいです。
結論
ミラーマッチとして面白いデッキを組むためには、「安定供給できるカードでの選択肢の広さ、もしくはそれに勝るドローソース」「あるプレイに対する解答の存在」が用意できるテーマで、展開に当てる妨害量はデッキの1/4程度に抑えておくこと。
結論を受けて改めて組んでみたいテーマ
1.ガジェット
メタビート色が強いため、04に似た形で色々な役割のカードを入れやすいため。
2.影霊衣
これまで紹介したテーマに比べると、最近のテーマですが「プレイに対する解答」を多く持つ上、サーチ能力が高い点で条件には合っていそうです。
3.最新カードプールでのハイランダービート
面白い試合展開を作りやすい条件は揃ったので、当てはめる形でハイランダーデッキを作るのも面白そうだなと。
おわりに
260日前にゲートボールを研究の記事を書いたわけですが、今回このような形で締めの記事を書いてみました。気が向いたら上に書いた組んでみたいテーマから1つだけ挑戦してみるかもしれませんが、「ゲートボールを研究」シリーズはこの記事を持って完了したことに致します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは
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