こんにちは。
改定情報出るのが月曜日だろうと呑気に寝ていたら、前夜日曜日の22:00頃に出てきて驚きです。
丁度通販でサプライを買おうとしていたため、必要になりそうなパーツを買うべく、改定による影響をなるべく客観的にまとめておくことにしました。
2020年1月施行リミットレギュレーションの内容
規制強化 |
規制緩和 |
禁止 | |
外神アザトート | |
トポロジック・ガンブラー・ドラゴン | |
制限 | |
終わりの始まり | 十二獣ドランシア |
準制限 | |
オルターガイスト・メリュシーク | ユニコールの影霊衣 |
オルフェゴール・ディヴェル | ベビケラサウルス |
オルフェゴール・ガラテア | マスマティシャン |
雷獣龍-サンダー・ドラゴン | 深海のディーヴァ |
闇の誘惑 | 魔界発現世行きデスガイド |
精神操作 | |
閃刀機関-マルチロール | |
転生炎獣の炎陣 | |
レッド・リブート | |
無制限 | |
E・HERO シャドー・ミスト | |
召喚獣メルカバー | |
妨げられた壊獣の眠り | |
竜呼相打つ | |
名推理 | |
連鎖爆撃 |
影響を受けるカテゴリについて
未界域暗黒界
規制されることによる影響です。該当カードは、アザトート、ガンプラー、終わりの始まりです。構築によっては闇の誘惑もでしょうか。アザトートによる誘発ケアからガンプラーを使ってのハンデスという流れを持っていかれた感じですね。終わりの始まりについても回っている間であれば単純に3枚ドローするカードということで規制強化ということでしょう。
最終盤面に残る、アポロウーサ、深淵に潜む者、タイタニック、I:Pマスカレーナ(トロイメアユニコーンになる)は健在ですが、誘発で妨害ができる上、手札の枚数も通常通りで返すことができます。多少マシにはなりましたが、初手次第では多少盤面を弱くしてでも誘発を貫通する力がありそうなのです。壊滅したわけではありませんが、大会に持っていくとなると少し悩むのではないでしょうか。
月光(並びに幻影騎士団を出張させるテーマ)
該当カードはアザトートです。相手ターンにラウンチからアザトートを出せなくなりました。リダンの登場で素材の無い闇属性ランク4を供給しやすくなったことが影響しているのでしょうか。誘発貫通よりむしろこっちの運用がメインだったテーマはかなりの痛手となりますね。
オルターガイスト
該当カードはメリュシークとレッドリブートです。以前の改定でワンフォーワンが準制限になっているため、デッキに実質4枚という点では初手でアクセスできる割合はそこまで減っていないものとみられます。半分の確率で手札コストを要求されますが・・・。それ以上に、例えば初動で使った場合、マルチフェイカーから2枚目のメリュシークを出すと、デッキからいなくなってしまいますよね。オルターガイストはリンク体にアクセスしないとライフを削る能力が高くないため、リソースという点では割合に厳しくなった印象です。
10期前半に登場して以来、これまで環境に残っているデッキ群はこれまでリソース管理を難しくする規制をされてきましたが、今回のオルターガイストについてもこれが言えそうです。
ただ、リブートの規制強化については少なくとも追い風と言えるでしょう。
サンダードラゴン・閃刀・転生炎獣
少しずつ規制強化されている10期前半の環境テーマですね。それぞれ、雷獣龍、闇の誘惑、マルチロール、炎陣が該当カードとなりますが、いずれも初動の安定性に影響を及ぼす規制となりそうです。
サンドラについては準制限となったこの2枚をセットで使うというのが強く、閃刀はマルチロールをなるべく早い段階で置きたいですし、炎陣はガゼルへのアクセス手段であります。
加えて、それぞれのカードは妨害への打たれ強さにも貢献していたため、少しづつパワーを調整されている印象ですね。
オルフェゴール
該当カードはディベルとガラテア、そしてマスマティシャンです。ディベルに関してはマスマティシャンが返ってきているためアクセスのしやすさについてはあまり変化は見られないでしょう。
ハリファイバーからカノーネをリクルートし、墓地からカノーネを除外して手札のディベルを展開、墓地に行ったタイミングでディベルの効果でスケルツォンをリクルートという動きには影響が出そうですが。オルフェゴールトロイメアを持っていた場合にも同じような動きはできます。
ガラテアが2枚となると、ガラテアにディンギルスを乗せ、そのディンギルスをリンク素材としガラテアをもう1度リンク召喚といった動きでエクストラからいなくなってしまいます。このよくわからない動きの中で、盤面にはオルフェゴールリンクモンスターが存在し、墓地にはおそらくスケルツォンと一緒にディンギルスが存在しているという状態を作ることができます。オルフェゴールの効果を相手ターンでも使えるようにするバベルと、オルフェゴールリンクが存在することで何でもカウンターできるクリマクスの両方を持っていた際に有効な動きになるわけですね。これからは、一瞬の強さを得られる反面、リソースを削ってしまうというデメリットとを比較しながら回すこととなるでしょう。もう1枚リンク素材を供給して、ロンギルスになってしまえばあまり変わらない気もしますが、条件として厳しくなりますし何とも言えません。
彼岸
該当カードはデスガイドです。地味ですが、クリッターとリンクすることで手札誘発を軒並みサーチすることができるため単純に引く確率が高まるのは追い風と言えます。後手においても彼岸の効果で召喚権を使わずに動いてから相手の様子を見て、妨害を受けた際にはガイドでケアするプランを取りやすくなりました。
影霊衣
該当カードはユニコールとガイドです。単純にユニコールは素引きできるとブリューナクのサーチ先を絞ることができるため、初動の安定性が高まります。センジュ・マンジュと合わせて握ることで先行クリスティアの確率も上がります。
ガイドについてはリリーサーへのアクセス手段という意味で書いたのですが、私が使う影霊衣は、特殊召喚封じにクリスティアや虚無の統括者を使用しているため、実際影響があるかについてはわかりません。
インフェルノイド
ついに名推理が完全解除されました。このテーマが登場してから推理ゲートがどれほど規制や解除を繰り返したか気になるところです。60ノイドであると仮定し、芝刈り・推理・ゲートをそれぞれ最大枚数採用すると8枚となります。算数がすごく苦手な私が全く当てにならない計算した結果、52%くらいで初手に引けるらしいです。ちなみにこれまでの7枚だと47%くらいでした。14%弱で2枚握るか墓穴などと一緒に握り、うらら貫通も狙えそうです。
まぁそもそもこんな数字、例え計算が正確でもあんまりあてにならないんですけどね。
ドランシア
緩和組の中では目玉と言えるでしょうか、ドランシアが意外と早く帰ってきました。ブルホーン禁止、モルモラット制限、会局制限という他の規制のおかげで、どんなデッキでも手軽に用意できるあの環境が再来することは無いでしょう。
面白いところで言えば、武神姫アハシマなどのサポートにより、レベル4×2という素材の元、ライカを召喚できればそのままドランシアに繋ぐことができ、ドランシアの破壊効果に反応してアハシマの魔法罠破壊を発動することができます。両者ともに攻撃力は低いため、突破自体そこまで難しくはありません。先手後手ともに機能するため、取り込めるデッキは強みを一つ得られたといって良いでしょう。肝心なそのテーマについてぱっと思いつきませんが。
おわりに
今回は制限改定を受けて影響が出そうなテーマについて触れていきました。全体として完全消滅を狙うのではなくパワーダウンを狙い、テーマ間の格差を埋めるような動きがみられます。 これまでパワーのあったデッキは考えなしに回すとリソース枯れに悩まされ、色々なデッキがみられる環境になると、デッキ選びやサイド構築がより難しくなりますね。ただゲームスピードとしてはそこまで落ちないものと思われますので、一方的なゲームになる要素はまだ残されていそうです。
それでは。